こーじの映画日記


1997年鑑賞分( 2)|1998年鑑賞分1999年鑑賞分2000年鑑賞分2001年鑑賞分2002年鑑賞分

Title(Japanese) Title(English) Date type Comment
マイケル
97/06/06 Movie  ジョン・トラボルタ主演の天使モノ。おおよそ天使という一般的な概念を遙かに超越した天使を演じていたのがおもしろい。とにかく、不潔だし、でかいし、女好き(笑)。

 結局彼の役目は一組のカップルを作ることだったようだけど、なんだかよくわからない。まぁまぁ楽しめたけど、サービス料金でないと元取れないかも(^^;。
若草物語
97/06/13 Video  ウィノナ・ライダー主演の、以前アニメにもなった有名な小説の映画化。

 今度はウィニー目当てではなく、クレア・デーンズ目当て(笑)。そう、「ロミオ&ジュリエット」に出ていた彼女です。3女役で出ているのですが、まだまだ子供っぽいね。物語自体は、アニメを見ていたので、そのダイジェスト版のような感じですね。まぁまぁおもしろかったな。
ジュラシック・パーク
97/06/14 Video  やっと見ました、超話題の映画。これ、映像のテクノロジーはすごいね。今夏続編が上映されるようなので見てみたんだけど、こりゃ期待できる。スリル満点ですな。2年前であのクオリティ…。最新作はどうなるのだろう?
沈黙の要塞
97/06/15 Video  スティーブン・セガール監督・主演のアクションモノ。彼の映画はやはり単調だな。どれも同じ。シチュエーションが違うだけ。ハデな爆発シーンなどもある。

 しかし、ちょっと違うのは最後に饒舌に話す、というか、裁判所での演説シーンがあること。環境問題について演説するのだけど、そこは心に響いた。
キルトに綴る愛 How To Make An American Quilt 97/06/15 Video  ウィノナ・ライダー主演の映画。ジャンルは…、どんなんでしょ?(笑)。

 夏に祖母の家に遊びに来た大学生が、祖母やその周りの婆さんたちの、男との関わりを聞き、自分なりの結婚についての考えを深める、とでも言えばいいかな。

 とにかく旦那と妹が関係を持ってしまった祖母、白人との一回の関係で子供を産んだ黒人、年中浮気されていて、それに耐えている婆さん、旦那に先立たれた婆さん、年中男を変えている母親など、様々な「男」との関わりを持った人たちの話で映画は構成されている。なかなかおもしろかったな。
ライアーライアー Liar Liar 97/07/02 Movie  久しぶりに見に行った映画。知り合いがおもしろかったというので、最初はあまり興味なかったんだけど、見に行ってみました。そしたら、これがおもしろい(笑)。

 ジム・キャリーが主演なんだけど、例によって顔芸とでもいうのか、様々な表情で笑わせてくれます。ジム演じる弁護士が、子供の「今日一日だけ嘘をつけないようにして」との願掛けのせいで真っ正直なことしか言えなくなる、というのがあらすじ。最後にはホントに子供への愛情あふれる良い父親になる、ハッピーエンドになるのだけどね。結構おすすめな映画ですね。
セイント The Saint 97/07/02 Movie  今日は豪華2本立てで映画を見ました(笑)。その2本目「セイント」。

 ヴァル・キルマー主演のもので、過去にトラウマを持つ大泥棒が、低温核融合の技術を盗むために女性研究者に近づくが、お互い本気で恋をしてしまい、また、依頼主のロシアの大企業家親子に追われる、というもの。とってもおもしろかった!。

 しかし、ちょっと注文がある。ほんの少しのせりふならロシア語が出てくるのだけど、あとは大企業家が演説するところ等は全部英語。もちろん、アメリカの映画だから、当然なのかも知れないけど、ちょっと変(笑)。出来ればロシア語をもっと使って欲しかった。しかし、ヒロイン役のエリザベス・シュー(研究者)はとってもきれいだった。名前は知っていたけど、あんなにきれいだとは(笑)。今度からチェック入れなきゃ。

 単に泥棒を働くのではなく、ハイテクを駆使し(またもやMacのノートPCが出てくる(^^;)、ロシアに革命を起こしたりと、内容は盛りだくさんな感じです。ホント、この夏、というか今おすすめですね。
クローンズ
97/07/11 Movie  マイケル・キートン主演のコメディ映画。

 マイケル扮するダグが、日常のあまりの忙しさに、科学者に頼んで自分のクローンを作ってもらう。全くそっくりかと思うと、そうではなく、一人一人性格がちょっと違うのがおもしろいのです。2号は(ドラゴンボールみたい(^^;)、攻撃的な性格で、仕事好き。3号はちょっとおかまっぽくて(笑)。几帳面。4号は、2号から複製したためか、ちょっと頭がおかしい(^^;。と、そんな4人のダグのどたばた喜劇です。

 詳しいことは見てからのお楽しみ。映画で笑いたいひとは、この映画を見て下さい。
アメリカン・グラフティ American Grafiti 97/07/13 Video  誰もが知っているであろう、60年代のアメリカを描いた映画。リチャード・ドレイファス、ハリソン・フォードが出ている。

 高校卒業パーティの一夜の出来事なんだけど、数人の卒業生の一夜の行動を描いている。あるものは町の不良に見込まれて悪いことをしたり、彼女と喧嘩している夜を過ごすもの、またうそをつきまくって女の子の気を引いていたやつ、中学生くらいの女の子とドライブしなければいけなくなった走り屋など(笑)。ほんと、古き良きアメリカ、という感じですね。
逃亡者 The Fugitive 97/07/14 Video  ハリソン・フォード主演の映画。リチャード(ハリソン・フォード)が妻殺しの罪を着せられるが、護送途中に脱走し、友人の協力を得ながらもほとんど一人で真犯人を見つけだすもの。結構意外な犯人でした。

 スタントマンを使っているのだろうけど、結構アクションシーンが多い。怪我しているのに川に飛び込むとか、無茶もしていますけど(笑)。
ブロンクス物語
97/07/19 Video  ロバート・デニーロ主演・監督作品。一本気でまじめな父親と、マフィアのボスの影響を強く受けた少年の物語。

 デニーロ演じるまじめな父親よりも、マフィアのボスの方を中心に描かれていたけど、このボス、単なるワルではなく、自分の生き方をまねするな、とか、人を見ろ、とか、非常に「良い」影響を少年に与える。デニーロは息子がこのマフィアに近づくのをいやがっていたけど、実際にはボスのよい部分を見抜いていて、彼を嫌ってはいなかった。非常に考えさせられた映画でした。
ロスト・ワールド Lost World 97/07/21 Movie  全作の「ジュラシック・パーク」の出来がよかったので、つい見に行ってしまったけど、おもしろくなかった。全作と筋書きが、というか、起承転結は似ていたので。映画館で見なくても良いかも。迫力はあるけど、値段に釣り合わないな。
新世紀エヴァンゲリオン
97/08/14 Movie  話題のアニメ、エヴァンゲリオンの映画2作目。TV版で残されていたいくつかの謎は解けたけど、新たな謎も増えた(笑)。

 このアニメのすごいところは、マニアだけではなくて、一般の人間も引きずり込んだこと、様々な解釈が生まれたことだろう。「見て楽しむ」だけではなく、「考えて楽しむ」という、非常に変わった特徴を持っている。

 映画は、基本的にはTV版弐拾五話と弐拾六話のリメイク版。TV版では様々な事情から精神世界の描写で終わってしまったが、それを別の視点から描き直した物が今回の映画だという。実際、オープニングがないが、25話が終わると、スタッフロールが流れた(笑)。映画の途中でスタッフロールが流れるなんて聞いたこと無いぞ。

 ロールが終わったら、26話に入る。26話の途中では、実写まで挿入されている。すでにアニメの枠を越えている気がした…。

 とにかく、この作品はTVでエヴァを見た人なら必見でしょう。DVDやVIDEOでもTV版と映画版両方収録されると言うが、映画で見ておいた方がいいかも。VIDEOなどになるとさらに修正されているかもしれないし。
17
97/08/16 Movie  ブラッド・レンフロ主演の映画。17歳の少年の物語、って、そのままか(笑)。

 ブルガリアから移民してきて、アメリカ市民権を得ようとしている少年。この少年は、自分には誇れるものが何もなく、英語も完璧ではなく、自分に自信がもてないために、逆に虚勢を張って、嘘をつく。その嘘つき癖を見抜いたのが、ラジオでDJをやっているビリーと、バイト先の女性、ダイナーで、ビリーは自分の仕事のためにレンフロ君(役名忘れた(^^;)を利用し、ダイナーはレンフロ君がいくら言い寄っても(彼は彼女に恋をしていた)、むげに断っていた。しかし、ビリーに裏切られたことによって、逆に自分に素直になり、ダイナーとも一夜を過ごす。しかし、彼女は別の男と婚約したことを告げ、さらにショックを受けるレンフロ君。

 最後には、彼はそのつらさから立ち直るのだけど、つまらない、という噂の割にはおもしろかったな。
SPEED2 SPEED2 97/08/29 Movie  キアヌ・リーブスに代わって、今回はジェイソン・パトリック(スリーパーズ出演)が主人公。もちろん、サンドラ・ブロックがヒロイン。その題名の通り、非常にスピード感あふれる演出で、非常におもしろかった。最後に正義が勝つ的な部分がわかっているから、さらにスカッとした。

 見所は、難聴の女の子のアクションシーンか?(笑)。船をハイジャックした犯人は結構弱い。人に容赦なく銃を撃つことはしなかったし。ダイ・ハードシリーズとはそういう部分が違うなぁ、と感じた。
もののけ姫
97/09/17 Movie  とうとう見てきました、宮崎駿監督の「もののけ姫」。平日の午後1時からの上映を見に行ったのだけど、立ち見まだ出ていた。恐るべし、宮崎アニメ。

 中身は、結構凄惨なシーンも多いのだけど、なんか、人間の科学信仰に対するアンチテーゼみたいなものを感じてしまった。一回は見に行く価値があると思うな。このアニメは、単に見て楽しむだけでなく、考える楽しみがある。その点では、「エヴァンゲリオン」と同じかも(^^;。
コンタクト Contact 97/09/22 Movie  ジョディ・フォスター主演の、宇宙人もの、とでも括ればいいかな。友人の話だと、評価が割れていたので、結局見ないとわからない、ということで見に行きました。

 相変わらずジョディはとってもきれいだけど(笑)、マヒュー・マコノヒもかっこいい。しかし、あんな低い声をしていたかな?前作では弁護士、今回は神学者。知的な職業ばかりだな。

 物語は、ジョディ扮する女性天文学者が、宇宙からの電波を受信したところから一気に展開。宇宙人からの信号は、実は空間移転装置、のようなもので、ジョディがその機械に乗って、宇宙人に会いに行く、というもの。

 この映画のCMでも、空間移転装置に乗るまでしか映像を出していないので、ここでもそれ以降のことは書かないけど、非常にロバート・ゼメキス監督らしい作品ではあった。またまたCG合成によって、今度はクリントン現大統領も出演させたりして(笑)。

 しかし、宇宙船ではなく、空間移転装置、というのがおもしろいアイディアだなぁ。もちろん、宇宙人の姿も、非常におもしろい方法で表現したけど。
素晴らしき日 One Fine day 97/10/01 Movie  ミッシェル・フェイファーと、ジョージ・クルーニー主演のラブコメディ。2人とも好きな俳優さんなので、期待して見に行った。見に行ってよかった、と思うほどよかった。

 シングルマザーのミッシェルと、バツいちのジョージが、出会って、恋に落ちるというストーリーだけど、お互いの間に、お互いの子供が挟まることによって、うまくメリハリがついていた。子供のいたずらには見ているこっちまでいらいらしてしまうほど(笑)。良い演技をしていたなぁ。

 お互い素直じゃない2人が、子供たちによって結ばれるっていうのは、ありがちだけど、出てくるキャラクターが個性的だったから、そこで救われている気もする。
マスク The Mask 97/10/05 Video  久しぶりにビデオで映画を見ました。「マスク」は、ジム・キャリーが一躍有名になったことでも知られている、娯楽映画。CGを使いまくって、非常に楽しませてくれました。

 おもしろいけど、人にお勧めするほどのものではなかったなぁ。ま、暇な時間があるときにはちょうど良いかも。
すべてをあなたに That Thing You Do 97/10/06 Video  上映中には、時間が出来なくてみれなかったので、ようやくビデオで見たけど、とっても良い映画だった。

 トム・ハンクス初監督作品だったと思うけど、彼の青春時代が強く反映されていると思う。大林監督が数年前に自分の青春時代のバンドのお話を映画にしていたけど、それに似ているのかも知れない。

 偶然が続いて、まさしくガレージから出発した「ワンダーズ」が、あっという間に全米で大人気のバンドになり、結局音楽の商業主義をはじめとした様々な原因で、「一発屋」で終わってしまう、そんな映画です。

 しかし、なぜアメリカンドリームは、ガレージから始まることが多いのだろう?Appleもそうだし(笑)。

 でも、この映画はほんと、おもしろいです。5週間の撮影期間、毎日5時間もバンドの練習に当てたというだけあって、俳優たちのバンド演奏も様になっているし。曲もオールディーズロックンロール、ビートルズの影響を受けていて、非常にポップで、懐かしい感じです。
ベスト・フレンズ・ウェディング My Best Friends Wedding 97/10/14 Movie  「プリティ・ウーマン」以来久しぶりのラブコメディ主演のジュリア・ロバーツ、それから最近僕のお気に入りの(笑)、キャメロン・ディアス出演の映画。とってもおもしろかった。

 ジュリア扮するジュリアンが、親友だと思っていた男性に「結婚する」と言われて、ホントは恋していたと気がつき、フィアンセから奪い取ろうとするのがあらすじ。
 結果は、ジュリアンがふられてしまうのだけど、悲しいエンディングではなく、さわやかに終わったのが印象的。ジュリアンの上司役、ゲイのジョージがめちゃいい味だしていた(笑)。

 映画に使われていた音楽も素晴らしくて、思わずサントラも買ってしまったほど。しかし、キャメロン・ディアスはかわいい!とってもきゃぴきゃぴした女子大生役なんだけど、とってもお似合い。僕より2歳上なのに、そう思えないほど。「Mask」では、とってもセクシーなお姉さん、という感じだったのに。演技がうまいんだぁ、と感心しました。

 ちなみに、この映画の中でジュリアンは5回こけます(笑)。
恋におぼれて
97/10/15 Movie  メグ・ライアン主演のこれまたラブコメディ、かな。ある天文学者が、恋人を取られてしまい、何とか取り戻そうとしていたら、その取った相手の元フィアンセがメグで、共同戦線を張って2人を別れさせよう、というもの。

 実際にメグの元彼はお店はつぶれ夫妻を抱えて、さらに大けがまでしてメグの望んだ通りになり、天文学者も彼女を取り戻したように思えたけど、最後にはメグと結ばれてしまう。まぁ、筋は読めたけど、そこに至る過程が楽しいんだよね。天文学者の、ストーカーぶりが笑えた。
陽のあたる教室
97/10/17 Video  これでこの映画を見るのは3回目。それでも、ぼろぼろ泣いてしまった。本当に素晴らしい音楽とドラマが詰まった映画です。

 30年間のホランド先生のことを描いたもので、30年間の教師生活の中のいくつかのドラマが、まるでクラシックの局の「第○楽章」のように構成され、最後に終章に向かうように展開していきます。本当に、これはおすすめ。
スターウォーズ 帝国の逆襲
97/10/18 video  スターウォーズシリーズ第二弾。何度かTVなどで見た記憶はあるのだけど、ちゃんと見るのは初めて。

 しかし、これがおもしろくなかったんだ、僕には(^^;。第三作目があることを知っているからなんだろうけど、物語がまだ続くというのがありありと見えて、この映画自体の面白みがないというか。
スターウォーズ ジェダイの復習
97/10/19 video  スターウォーズ第三弾。これは「帝国の逆襲」よりもおもしろかった。シーンの移り変わりも良いし、ロボットや現地人たちの助けも、かわいらしくていい。

 しかし、この程度で帝国軍負けてしまうのはちょっと納得がいかない(笑)。弱すぎるぞ。それから、皇帝はいったい何者だったんだろう?
ボルケーノ Volcano 97/10/29 movie  トミー・リー・ジョーンズ主演の、災害映画。L.A.で大噴火が起こるが、人間の力が何とかL.A.全滅を回避するハッピーエンド。

 実際問題、噴火が起こったら人間の力じゃどうにも出来ないと思うのだけど、そこはさすがアメリカ映画って感じで、何とかしてしまうのがすごい(笑)。

 映像は、迫力満点。特に、溶岩などはほとんどCGで描かれていると思うけど、その質感は本物以上だった。

 人間関係もそこそこ描かれていて、なかなかおもしろかった。この手の災害ものはそろそろ飽きられるんだろうけど、これで「売れる」と言う意味では最後かなぁと思いました。
陰謀のセオリー
97/11/04 Movie  メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ主演のサスペンス映画。妄想癖があるタクシードライバー、ジェリーの虚言をまともに相手にした弁護士アリスは実は彼の言っていることが真実ではないかと思い始める。そこで彼らの回りに様々な事件が起こり、陰謀が身の回りにあることがわかってくる、というもの。

 最後にジェリーは死んでしまってエンドかと思ったら、ちゃんと生きていて、かつアリスにもちょっとした方法で自分が生きていることを教えていて、ハッピーエンドで終わった。死んでしまって終わりだったら寂しいなぁ、と思っていたので、この方法はありがちではあるけど、なかなか良いね。

 詳しいことは見てのお楽しみなんだけど、結構複雑に筋が絡まっているので、最後までどきどきさせられる映画でした。
コン・エアー CON AIR 97/11/05 movie  ニコラス・ケイジ主演のアクション映画。前々から公開を楽しみにしていたのだ。

 内容は、囚人護送中に護送飛行機がハイジャックされるが、それを模範囚であるケイジ演ずるポーが連邦警察と協力して事件解決するというお話。

 最初から最後までハラハラドキドキのアクション映画なんだけど、結構細かいところで笑いを取っているのがおもしろい。それから、最後にラスヴェガスに不時着するのだけど、ハードロックカフェのどでかいギター型の看板をぶち壊したりするような派手な演出がかっこいい。

 しかし、ヴェガスに不時着した割には、その周りに人だかりが出来ても良さそうなのだけど、あまり人がいない。これは清水義範という作家さんが本で書いていたけど、人件費が高いから最近のアメリカ映画では群衆のシーンは作りにくいとのこと。この映画を見ていてそれを納得した。

 30人以上人を殺している、怪しい殺戮犯も同乗していたけど、結局お笑いの種にしかならなかったのはなんでだろう?
エアフォース・ワン
97/12/01 movie  ハリソン・フォード主演の、アクション映画。筋立ては非常にわかりやすい、というか最初から読めているんだけど、最後までドキドキハラハラさせられる映画でした。

 ハリソン演ずるアメリカ大統領の乗った専用機がハイジャックされるが、最後にはちゃんと助かる、といういかにもアメリカ的正義、を表現した映画でした。しかし、インデペンデンス・デイで出てきた大統領も、今回の大統領も共に軍人上がり…。そういう大統領を待ち望んでいるんでしょうか、アメリカ人は。クリントンは兵役を逃れたとかいう話だけど(笑)。

 今回の映画は、もともとケビン・コスナーが版権を持っていたそうなんだけど、自身が忙しいのでハリソンに渡したらしいです。ハリソンは「コマーシャルな(商業的に成功する、という意味)映画を僕に譲ってくれたケビンには感謝するし、好感を持ったよ」なんて言っています。確かにこの映画は成功するってわかるよねぇ、最初から。
フェイク
97/12/01 movie  ジョニー・デップ、アル・パチーノ主演の映画。CMどおり「心で泣く」映画ですね。

 しかし、ジョニーのオールバックや髭、チンピラファッションはとっても似合わない(^^;。逆にパチーノのうだつの上がらないやくざ役はとってもうまい!さすがですね。
MIB MIB 97/12/16 movie  トミー・リージョーンズ、ウィル・スミス主演のSFアクション映画。実はエイリアンはごく日常的に地球に存在していて、普段は人間のカッコウなどでカモフラージュしているという設定。

 単なるSFではなく、いろんなところに小細工やギャグが盛り込まれていて良い娯楽映画に仕上がっている。情報通のエイリアンが犬にカモフラージュしてたり(笑)。

 最後にはトミー扮するKが自らの引退を考えてウィル演ずるJにあとを譲っていくシーンがなかなか良い演出だったなぁ。

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