25日(日)に開催された第27回文学フリマ東京から、すでに4日も経ってしまいました。
当日の来場者数は4,332名と、過去最高だったそうです。
稀人舎ブースに足を止めてくださった方、お買い上げくださった方、ありがとうございました。
今回は手作り本の新刊が4冊、既刊本だけど文フリでは初お目見えという本が1冊、既刊本は10冊、さらに著者持ち込み本が4冊……と、あいかわらずの販売アイテム多すぎで机の上はぎっちり。一応持っていったものの机の上に乗り切らず、表には出さないでおいてお客さんからお問い合わせいただいたら後ろからこっそり(?)出すという既刊本も。【稀人舎通信】の6号、7号、8号がそれだったんですが、なんと、「7号はありませんか?」と言ってきてくださった方がいらっしゃって、あ〜、やっぱり持ってきてよかった、と思いましたよ。
しかし……、そんなんしないといけなくなるほどのアイテム数ってどうなのよ? と、ちょっと今後は少し考えないといけないかなあと思ったりしております。それに、並んでいる本の内容も、文芸批評同人誌、小説、詩集、エッセイ集、写真集と、ジャンルもばらばら。出店申込みの際のジャンル選びでも悩むところですが、最近売り上げが伸びない原因はそこにあるのでは?という懸念もあり、悩ましいところです。
でも、ジャンルにとらわれず「作りたい本を作って売る」というのが稀人舎のコンセプトでもあり、そもそも稀人舎というサークルが特にジャンルを決めて活動しているわけではないので、例えば、詩集が多くなってきたから詩歌ジャンルに行こうか…という案もあるのですが、それもちょっと違うかなあとも。
じゃあ、販売アイテムを絞るために、稀人舎で作成した本だけを並べることにして、著者持ち込みの本を並べるのはやめるか?ということも考えたんですが、常日ごろ稀人舎の活動に協力してくれている友人たちの著書を売る場としても提供したいという気持ちもあるんですよ。
あ〜、持ち込み本は書店売り用の本だけにするとかの制限は設けようかなあ。
う〜〜〜ん……、次回来年の5月6日に開催される第二十八回文学フリマ東京にも申し込もうと思っていますが、出店ジャンルや販売アイテムについては、いつも参加してくれているみんなの意見も聞きつつ、ちょっと考えたいと思います。
稀人舎代表の私としては、稀人舎はなんでもありのよろずや本屋でやっていきたいですし、本を作りたい売りたいと言って稀人舎に制作を依頼してくれているみんなの本はなるべく多く並べたいので、できるだけその方向でやっていきたいと思います。
どうなるかはわかりませんが、今後とも稀人舎をどうぞよろしくお願いいたします。