旗本ダイエット侍

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空の上から

何度も書いてますが、最近地理関係大好きな私。

高校のときは、社会科自体を単なる暗記科目だと思っていたのでとにかく苦手だった。選択科目は世界史だったけど、まったく身に付いていない自信がある。大学の二次試験に社会の点数関係なかったしなあ。

でも、社会科で覚えることって、すべて何かの原因があって起こったことなんだよね。当たり前のことなんだけど。
結果だけ覚えようとすると、果てしなくつまんないんだけど、その因果関係まで考えて、地学や歴史、文化や地理・・・いろんなことが絡み合ってできた結果であると考えると、とたんに面白い。
今になってようやくその面白さに気がついてきたのでした。遅いよねえ。
社会と理科を合わせた「生活科」って、きっとそういう意図があるんだろうなあ。現場で生かされているかは別として。

まあ前置きはさておき、昨日〜今日と出張で関西まで行って来ました。
いつも通りの朝イチの飛行機でしたが、そろそろ日が昇るのが早くなってきて、離陸直後の風景が楽しいです。
今回は窓際の席(ちょっと主翼に近すぎたけど)だったので、羽田を離陸してからしばらくの間、窓の外の風景に釘付けでした。

ちょっと前にこんなページを見たばっかりだったから。
千葉の観光スポットを Google Mapで旅しよう!
(1)京葉シーバース
東京湾の中にぽっかり浮かんでいる原油受け入れ施設。
でっかい石油タンカーが2隻横付けできて、海底パイプラインで陸の製油所タンクに受け入れができるんだそうな。巨大タンカーが陸に接岸する必要がないわけだ。そんなのがあるなんて知らなかった。で、それがまた意外に目視で確認しやすかった。

(2)小櫃川河口干潟
ここ。魚の目玉。真上から見たgoogle mapだとわかりにくいけど、干潟なのでべったりとした低地だった。

(3)第一海堡、第二海堡
19世紀末から20世紀初頭にかけて、富津岬沖に作られた人工島。ここに砲台を置いて東京湾防衛をしようとしていたところ。隣に第三海堡もあったけど、こっちは関東大震災で沈んでしまった(2000年に始まった工事でようやく撤去されたそうな)。
狭い浦賀水道に浮かぶ島の隙間を抜けるように通る船がとても窮屈そう。島の様子も意外に鮮明にわかってすごかったけど、飛行機はこのあたりで旋回して西に進路を向けるので、チラ見だったのが残念。
あとこの辺はヤマトタケルノミコトが渡った「走水」なんだよねえ。ここが生け贄がいるほど突然荒れた、というのは・・・なんか不思議な感じ。


あとは酒匂川河口あたりの中州とか。
地理も歴史も理解していない人だから、景色を見ても何が何やらさっぱりなんだけど、そんな中でわずかに知っているところが見えるとすごい面白い。知識として覚えたことを確認しているような感じ。今からだったら地理も歴史も勉強してみたいな(笑)
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