バリフライトツァー2006年4月
Issue 2006.04.16
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2006.04.10(月)
ホテルの部屋の窓越しに見える空、雲の流れは止まっている。西向きの窓なのだが、いつもの朝は、前から後ろに雲が流れている。今朝は、綿のような雲が止まっていて動かない。上層の風が弱いことを示している。サヌールとティンビスは、40キロくらい離れているので条件が同じではないが、今日は、期待出来るかも知れない。
今日は月曜日だが、バリは祝日である。イスラム教の教祖「モハマッド誕生の日」である。14日は、イエスキリスト復活の日「イースター」で宗教によっては、この日も祝日になるそうだ。バリでは、ヒンズー教徒が国民の約90%を占めているそうだ。一部、イスラム教とキリスト教もいるらしい。
ぷーたさんから電話があり、サヌールの海岸の風は南南東だと言う。ティンビスはどうか分からないが行ってみることにした。ティンビスへの途中、豪雨に遭った。しかし、10キロくらい走ったら青空が出て雨は止んだ。路上も濡れていない。ティンビスは晴れていた。ドイツ人のピーターが飛んでいたが、すぐにビーチランディングした。
今日のティンビスは、南南東の風で正面だ。しかし、弱い。ソアリングでレベルキープは難しい。ウブドに行っていたクトゥもいた。それとサポーターのマデ、彼はピーターの機体を担いでビーチから戻って来た。
ベンチには、売り子はいない。今日は、ピーターの奥様が静かに本を読んでいた。彼女は、英語は出来ない。ベンチの上には、雨季らしく緑の葉が茂っている。
16時過ぎにピーターが再びテイクオフした。ぶっ飛びになるのを分かって飛ぶと言うことは、彼は、まだパイロットではないのだろうか。私にも、その昔、ぶっ飛びでも何でも飛びたいと言う時期があった。何がなんでも飛びたい、一日に一回は、キャノピーを触らないと眠れないと言う日々が・・・。今は、遠い昔の事だが・・・。
ピーターは、約3分のぶっ飛びでビーチに降りた。私たちも引き上げることにした。帰りに水餃子の店で食事をした。帰りは、再び雨が降って来た。まだ雨季が終わっていないようだ。 |
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