旗本ダイエット侍

実はまったく違う人の別の本と勘違いして買った１冊。でも結果的にはこっちの方が面白かった。
男兄弟の中でガサツに育ったうえ、極端な暴言癖＋天邪鬼のために友達ゼロの女の子が、男だけど女より女らしい「乙女同好会」部長と出会って・・・というお話。１冊で終わるのもったいない。オカマキャラなキリエには、つい「風藤松原」（＠エンタ）で声をあてて読んでしまいました。
僕も人付き合いの上では、ほんとに余計なことまで考えて、ものすごくいらないことまで言ったり、もしくは逆に大事なことを言わなかったり、台無しにしてばかりなので身につまされる部分がいっぱいあったりして。
しかしほんとにここまですごいのが側にいたら、さすがに引くだろうなあ（笑）



やっと出た２巻。「一緒に遭難したい人」もやっと２巻が出ましたが、こっちも完全に忘れた頃に出た。まあ中身は「あー、作者の人はこの時期こういうのが好きだったんね」という感じのところは「一緒に〜」と同じで、恋愛事情がちらっと進展したくらいで物語はほとんど動いてませんが、この人の本はこれでいいのではないかと思う。そう思わない人ははじめからこの人の作品は気に入らないだろうし。



■「ヤングキングアワーズプラス」
雑誌です。水上悟志の読み切りが載ってるので購入。短編集に載ってる話のシリーズもの、だけど過去の連載作品とも明確につながっていて、なんだか嬉しい。この「百鬼町」も読み切りシリーズとして今後期待したいところ。
ほかにも好きな作家、犬上すくねや二宮ひかるが載ってて得した気分。



サンデーGXは最近ちっとも読んでないのだけど、ずいぶん昔はよく見てた大島永遠。二組めの主人公は、大島永遠王道パターンだよなあ（笑）。それにも増して１話めの変なノリが素晴らしいのでおすすめ。