城立寺

鉢形山 本尊 一塔両尊、日蓮大菩薩 抑も当山の開基は六老僧大國阿闍梨日朗菩薩にして、開山はその高弟九老僧魔訶一院日印上人なり、今を去る六百有余年前の創立にして宗祖大士一夜説法の旧跡なり。即ち文永11年3月宗祖大上人佐渡の… 続きを読む 城立寺

佛母寺

龍蓋山威徳院 本尊 准胝観音 旧の威徳院を再興したるなり、威徳院は金鑚山白蓮寺と号し、天授年間の開創と伝う。中世の開山玄正は天正9年4月25日示寂、元亀元年と宝暦6年の再度回祿に遭い、旧記什宝等悉く烏有に帰し、開基その他… 続きを読む 佛母寺

円心寺

要行山先救院 本尊 弥陀三尊佛 当寺は天正年中の建立にして、開山は教譽及天と称し、天正9年8月示寂、後に小笠原左衛門佐従五位下源信之が、実父酒井左衛門尉源忠次・法名先救院殿廓譽圓心大居士のために、慶長8年を以って増築せし… 続きを読む 円心寺

慈恩寺

菅霊山自在院 本尊 大日如来 本庄氏の氏神天満宮の別当にして初めは神宮寺と称せしを、寛永6年今の名に改めたるなり。最初は本郡栗崎村東本庄に在りしが、弘治2年本庄宮内少輔實忠移城の際、天神林に転じ(因て實忠を開基とす、法名… 続きを読む 慈恩寺

大正院

薬王山東厳寺 本尊 大日如来 初めに修験にして薬王山瑠璃光坊と称し、後に大正院と改む、天正11年9月権律師正算之を開創し、貞享の頃良祐の代に至り本堂を建立したるも弘化3年2月2日町内大火のため類焼したり。その後建築したる… 続きを読む 大正院

開善寺

畳秀山 本尊 聖観世音 天正19年小笠原掃部太夫信嶺の開創也。開山は球山實温といい、武田逍遥軒源信賢の男にして信嶺の室、久旺院尼の兄に当たり、また麟祥院殿春日局(徳川三代将軍家光の乳母)の叔父なり。信嶺の移封と共に甲州餘… 続きを読む 開善寺

泉林寺

南養山 本尊 阿弥陀如来 慶長14年の創建なりという、開山養山長育は寛永6年10月17日示寂す。境内に馬頭観世音を天明2年3月20日を以って祭りたるが、弘化元年火災に罹り堂宇悉く烏有に帰す。同2年本堂の新築落成し、同年7… 続きを読む 泉林寺

安養院

若泉山無量寺 本尊 無量壽如来、脇立観音・勢至菩薩 当所古城主本庄宮内少輔信明弟本庄藤太郎行重、入道して名を伊安という。領内富田村に庵室を結び、安養庵と称し居住す。文明7年上州沼田の奥、迦葉山龍華院三世玉岑慶珠を招き開山… 続きを読む 安養院

児玉郡誌の寺院篇

武蔵国児玉郡誌の寺院篇をリスト化して、訪れた所を紹介していこうかと思います。

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カテゴリー: 日記