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2006年03月25日

「誰でも恋愛できる」は幻想か

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ここのところニュースエントリしかないので軽いところで。

一部で人気沸騰中の「年収と結婚の知られざる関係」(どちらかという誰でも知っている関係)シリーズの3/24の記事、「『誰でも恋愛できる』という幻想を捨てよ」に関して、一読し「幻想を捨てよ」という提言は、誰に対するものなのか、という違和感が残った。一見、日経ビジネスAssocieの記事で、かつこれまでの記事からのコンテクストを考慮すれば、主に売れ残った30代男性ビジネスパーソンとも思われるが、どうもぴんとこない。「幻想」を抱いているのは誰なのだろうか。

人の思考のスキームは基本的には自分の体験と、周囲の仲間(多くの場合自分と似ている人)から聞く話に強く影響されて構築されてきたものであると言える。もちろん、情報洪水時代にあって、TVやネット、新聞、書籍といったメディアにも大きく影響を受けるが、実感を持って理解できるのはやはり自分や身の回りの経験によるものだろう(※1)。

(*1)自らの既得権益に無自覚ということ。とか。

恋愛について言えば、恋愛経験・機会が比較的多く、普段から恋愛している人ほど「誰でも恋愛できる」という考え方に馴染みやすく、経験・機会に乏しい人ほど、「誰でも恋愛できる」という考え方には馴染めず、諦めが入っているのでますます機会から遠ざかる、と考えるのが自然である。そうした認識のギャップが、もしかしたら「ラブハラ」の土壌になっているとすら言えるかもしれない。

つまり、想定読者である30代独身男性ほど「誰でも恋愛できる」という幻想を持っているとは考えにくい、ということになる。「効果的か」「ワークするか」ということで言えば、もし筆者が非婚化を気にしているのであれば、例えば「仕事を頑張ってカネを稼げ。自信を持て。その上で結婚情報サイトに登録して会いまくれ」といった提言の方がまだ実際的だと思われる。

むしろ「幻想を捨てよ」という提言がもっともフィットするのは、政府に対してかもしれない。「幻想」というよりは「誤認識」だが、政府に対して、結婚制度の制度疲労が大きく、現実に則していないので、制度を変えよという提言であれば説得力はあるし、後段の小谷野敦のアイデアにも繋がる。ただ、そうすると、何で日経ビジネスAssocie? ということになるんだけど。

【参考】
[society] 単婚と複婚
[society] 一妻多夫婚
[society] 経済格差 揺らぐ倫理

Posted by seraph : 23:59 | Comments

2006年03月23日

ニュースメモ(2006/03/19-2006/03/25)

News

【2006/03/23】
[society] 若者の所得格差拡大
いくつかのトラックバックを含めて必読かも。
関連: [society] 社説:視点 格差社会考 ライブドアとニートが生んだ錯覚

[society] 徹底討論 人口減と生きる── 経営者は何に立ち向かうべきか
需要の減退と供給の制約のどちらがより深刻か。

[society] 団塊の世代向けポータル「Yahoo! セカンドライフ」開設へ
本題から話発散してますが、色々と面白い。うかうかしてると、40年なんてあっという間ということが、若いうちはなかなか想像が至らないですからね。

[society] 少子化にみる女性の「自己意識」 (要登録)
なるほど。「キレイな身体」は男性中心の議論ではなかなか出てこない視点かも。

[partner style] 「上方婚」と「下方婚」
3/21に次回更新されることになってますが、何だか「大反響」ゆえか止まってます。「正しいか正しくないかではなく、使えるか使えないか」ということから行くと、もし男性の意識改革を意図している記事なのだとしたらとしたら(実際必要なのでしょうが)、コメントを見る限りワークしてなさそう。

[book] ココロ美人
何か、昔の進研ゼミのDMの漫画を思い出した。

【2006/03/21】
[society] 来春採用「増やす」、9年ぶり5割超 主要100社調査
主要100社だからどこまで実態を反映しているのか微妙ですが、少なくともこの範囲では傾向の違いは明らか。

[society] 各歳表示の人口ピラミッド
人口ピラミッドはしばしば目にしますが、内訳が一覧できるのが新鮮。

[society] ドールセラピー
何か、別のものを想像してしまいそうな…って歪んでますか。

[business] ソープランドに匹敵するホストクラブの市場規模~2005年の市場規模は8585億円 (pdf)
「ホストクラブを頂点とする風俗産業ピラミッド」は何だか凄いですね。本田透氏でしたっけ。言葉では従来から語られてますが、実際に数字で見てみると。

[education] 東京の私立中学受験が厳しいのだそうだ
カリキュラム以前の生徒層の(親の期待資産の)違いがますます大きくなりそうです。
関連: [book] プレジデント Family vol.2 頭のいい子の生活習慣

【2006/03/20】
[society] 労働不足はどうすれば解消するか〜2015年の労働市場展望〜 (pdf)
以前「サービス化する社会」でも産業構造の変化に触れましたが、サービス業は不足するが、製造業は余剰になるという産業間で需給のミスマッチが発生する、という分析。

[society] 芸能・エンターテイメントの分野から格差問題を考察した
俳優について言えば、演技力より人気で選ばれてるからだと思われます。

[business] 商売人のテイレシアス
「二極化するマーケット」は自己成就的予言、と。

[education] 東大合格数“異変” ゆとり教育“1期生”
医学部志向の増加というのは、就職上、学校名の価値が下がり、学部が重要になっている状況を反映しているのかも。公立・私立は前も書きましたが地域によって事情が違いますね。

[book] 若者たちのコミュニケーション・サバイバル―親密さのゆくえ
生き残り戦略としてのコミュニケーション。

【2006/03/19】
[society] 団塊と呼ばないで!僕等は「ビートルズ世代」~生涯学習のユーキャン「団塊サラリーマンの意識調査」~ (pdf)
「働く」ことを漢字一字で表すと「忍」って…それは若い人には押し付けないで下さいね。「プロジェクトX」はま、いかにも。

[society] 日本財政の今後について
「税金は安く」「福祉は厚く」というのが矛盾した要求であるのはその通りですが…再分配の設計の問題か。

[mental] 上がり性:実は病気? 社会不安障害は300万人 (via hotsumaのURLメモ。)
発見される「病気」。

[subculture] Final Fantasy XII が最高すぎる件
どうせベスト版が出てからでいいやとしか思ってなかったのでノーチェックでしたが、「黒い」松野泰己氏+「殺伐」河津秋敏氏は個人的には最強コンビで今から大期待です(でもベスト版待ちですか)。

[book] 他人を見下す若者たち
新手がまた出たか! 「『自分以外はバカ』の時代!」だそうです。

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2006年03月18日

ニュースメモ(2006/03/12-2006/03/18)

News

【2006/03/18】
[society] 通勤の疲労費用の効用関数を特定しない測定 (pdf)
感覚的な「満員電車は疲れる」を数値化。

[society] 日本で急増するネット自殺、2年間で3倍に
いやいや、切腹は関係ないんじゃ。でも海外ではそういうこと、ないんですかね。

[society] 卒業文集に「ゴキブリ並みの人」ランキング…回収中
あるある。

[work] 「見えない性差別」に「NO」
一番「見えない」のは面接官の心の中にあるでしょうけど。

[partner style] セクハラと言われないアプローチは?
社内は色々と難しい時代ですね。
関連?: [book] 壊れる男たち—セクハラはなぜ繰り返されるのか

【2006/03/16】
[society] 【就職戦線異状あり】今年は売り手市場
年によってこれだけ違うのはもう、「運」。新卒・既卒の区別がされないだけでもだいぶ緩和されるのでしょうけど、条件同じなら特に日本では多分年齢見そうですよね。

[society] 進学も格差…子どもへの期待や費用、所得で開き
双方が別のもの(例えば親の学歴)の相関になっている疑似相関にも思えますが。

[society] 05年の合計特殊出生率は過去最低、厚労相が見通し
2020年の問題とは…明らかにあらかじめ議論しておいた方が良さそうな気がしますけど。

[society] 若年雇用の悪化(ニート)と雇用過剰の問題(団塊の世代)の関係
これは確かに良く言われる、かつ実際にありそうな、世代間でゼロサムになってる話。ただ、年金支給を65歳に延ばすことで、その間どうするの、っていうのもあります。
関連: [society] 高齢者雇用…「意欲の行方」(上)
関連: [society] セカンドライフ・イノベーション‐「団塊自由人」登場以後の社会と市場:2010年の経営システム (pdf)

[society] 残業400時間で、会社に「ひきこもり」
残業240時間で合計が月400時間なら、まーどこもそうだよね、で終わりですが、残業400時間はそれすでに人間じゃない。

[society] 老ティーン
ウェブ進化論」にもあった「若いうちはあまりモノが見えていない方がいい」ってヤツかも。

【2006/03/14】
[society] 格差「広がっている」81%…読売世論調査
格差「感」調査はもういい気も。

[society] 雇用と被雇用のミスマッチ社会の到来
需給バランスによって企業も選ばれる立場に変わりえます。

[society] 奥田経団連会長:外国人労働者受け入れ問題で提言へ
[society] 「あらゆる職種に外国人労働者を」 経団連会長  について考えてみた
そうした需給ルールを変えるのが外国人労働者という手段と言えるかも。

[marketing] 男女の商品選びの違いを知るにはどうすべき
「どう見えるか」が重要っていう意味では若干性差が埋まる方向かも。サプライズは難しいですね。

【2006/03/13】
しばらく更新ができなかったので古くてすみません。

[society] 給与制度の変化と影響
制度変更の前後での満足/不満足を比較しないと何とも言えませんが(通常、多くの人は自分の評価に不満を持っているものなので)。確実に言えることは、収入の予測がし難くなったため、個人/家庭レベルで「変化への柔軟な対応」が必要になってきていることでしょうか。とは言え、生活レベルを下げることは容易ではありません。

[society] Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <国民生活調査>「夫が家事をすれば子供も増える」厚労省
直感的にはそりゃそうだで終わりですが、色々な意見があります。
関連: [society] 少子化解消 男が鍵!? 家事手伝う夫ほど…第二子誕生

[society] 届け、声:子育て予算の行方/7 機会費用
フリーター関連の議論でもそうですが、終身雇用がなくなった今、機会費用というのがそもそもどれぐらい妥当なのかという話もありますけど。

[society] 「希望」の正体を解く鍵は、実は「挫折」にある。 (pdf)
玄田先生のAERAの記事。

[work] 若年者就職基礎能力の修得の目安
スキル・アセスメントみたいなもの。まだ抽象性は残るもののまずはこれぐらい具体的になっていると中身が分かり易いかも。

[marketing] 消費リーダーのセグメント
「下流社会」をきちんとマーケティング的に分析するとこうなるでしょうか。「志向」が重要な要素。

[partner style] 独自アンケートが示す非婚率上昇の実態
(コメントを含めて)色んな意味で需給ギャップを端的に示してます。

[mental] 「ゲーム脳」と類似の構造式の抗不安サプリメント達
以前もコメントで書きましたが、誤った政策に繋がるのは勘弁ですが、不安を軽減するという意味ではまーいいのかなと。ただこれとか影響力の強い偉い人の場合は慎重に発言して頂きたいものですが。

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2006年03月09日

ニュースメモ(2006/03/05-2006/03/11)

News

【2006/03/09】
[society] 『日本人の働き方総合調査結果』—多様な働き方に関するデータ—
「多様な」って生活者の言葉として出てくる分にはいいんだけど、しばしば「何でもアリの」ということのていの良い言い方だから注意が必要なんですよね。

[society] 人口減少時代の働き手はー「女性とシニアとお金たち」
ポジショントークとして眠ってるお金を投資に回して欲しいということでしょうし、お金に働いて貰うというのは重要ですが、「ニート・マネー」ですか。

[society] 性別比の比較
考えられる可能性として、性別によって別種の社会的圧力がかかっている、ということでしょうか。

[society] 「やりがい」という魔法 (via yodakaのブックマーク)
玄田先生の「希望」の意味。すると、「希望学」というのは…?

【2006/03/08】
[society] 所得格差と若年雇用ー2つの問題を併せて考える〜見逃せない若年層の二極化、将来格差拡大の温床に〜 (pdf)
この文脈でしばしば言われることがまとまっています。

[society] 2006年度の雇用に関する動向調査 正社員の雇用、規模・地域間格差が拡大〜 正社員比率「上昇」の要因、「業容拡大」に次ぎ「2007年問題への対応」が2割を占める 〜
企業業績や企業側の雇用についても2極化。

[society] 都道府県別生活保護率
県によって大きな違い。

[society] 離婚と年金分割
専門サイトが出てくるところに関心の高さが伺えます。寿命についてはそうですね…身近な経験から言って、やはり夫婦の関係に依りそうだな、と。普段は憎まれ口を叩いていてもパートナの存在が張り合いになっていればそれはプラスになるでしょうし、単にストレスなだけだったらマイナスになるでしょう。そういった意味で、家庭を顧みなかった引退サラリーパーソンと専業主婦の組み合わせは、自分こそパートナを支えているという意識がまるで逆を向いているので、しばしば危険な可能性が容易に想像されます。

[society] 森昭雄博士の講演「テレビゲームと子どもの脳」@世田谷に行ってきました (via 電網山賊)
訳の分からないものに答えが欲しい、自分以外の原因があるはずだ、という心性が支えている、と。

[work] 会社で生き延びるには、芸は身を助ける
「会社で生き延びるには」でもあるし「社会で生き延びるには」でもあるかも。

【2006/03/07】
サーバがディスク障害でおかしくなっていたようです。

先週末はスイス・スピリッツ展 山に見せられた画家たちを観てきました。18世紀から現代までの作品が並んでるのが表現方法の変遷を見るという点でも興味深いかも。artは常にオルタナティブを目指すということでしょうけど、特に近年は伝統的な牧歌的なアルプスのイメージに対して反発しているのが面白い。

[society] 雇用社会から起業社会へ (pdf)
新しいタイプの起業家が出ているのはそうかもしれませんが、ほんとかなというのはあります。

[society] 世代別消費意識の潜在因子
世代というよりは子ども・若者の特徴なんでしょうけど、「他人意識消費」の強さが目立ちますね。

[society] 時差家族
便利さを追求した社会を象徴する言葉ですね。

[society] 男性7割「夫婦のもの」=女性は異なる意識−団塊世代に退職金調査
またまた。独身男性をびびらせるような。支出の決定権を持ってるのが誰か、という程度の意味だと思いますが…。

[education] 「家庭的背景による学力格差は大都市圏だけのものだ」(耳塚寛明)
教育についてはつまるところ、公立高校が強いかどうかかも。3大都市圏では名古屋は公立が強いですが、東京や大阪はそうではない。

[partner style] 「独り者」に優しい日本の社会(上) / (下)
親・親族はうるさいかもしれませんが、外では日本はそうでしょうね。おひとりさま向けの店が比較的揃ってるというのと、特に都会では、他人を気にしないということでしょうか。

[partner style] なぞなぞ(地域差別系):「できちゃった結婚」比率は地域ごとにどうしてこうも違う?
[partner style] 04年人口動態:「できちゃった婚」急増 厚労省まとめ
ふむ…この地域による違いは何でですかね。

Posted by seraph : 00:00 | Comments

2006年03月03日

ニュースメモ(2006/02/26-2006/03/04)

News

【2006/03/03】
[society] 18~69歳の男女3,000名に聞いた定点調査 「今後の生活に関するアンケート」の結果概要 ~『ライフデザイン白書2006-07』(2005年12月刊行)より~ (pdf)
特集「シングル・ライフ」。男性と女性でシングルの満足度に違い。その他子育てしにくい社会、安全・安心、消費生活、就労意識・実態、体と心の健康、生活リスク・価値観など興味深いトピックが多数。

[society] 許容生活レベルの世代差
世代によって許容生活レベルに違い。

[society] 過剰雇用が解消した日本経済ーなお残る雇用の地域格差ー (pdf)
タイトル通り。

[society] 格差社会 加速の予感 (pdf)
概観的なまとめ記事。

[society] Yahoo! 日本は「できる生徒」より「人気者」…高校生意識調査
どの国でも、大人社会・企業社会でどんな人が求められているかがよく分かっている、ということでしょうね。

[partner style] 本当にこの人でいいの? チェックシート20
女性版、男性版両方あり。

[mental] 就労者のメンタルヘルス悪化の背景 (pdf)
労働時間も影響するが、それ以上にコミュニケーションの希薄化の影響が大。成果主義でもトータルの人件費を圧縮したいため、相対的な成果が重要となり、隣の席の人がライバルになってしまった、ということでしょうか。

【2006/03/02】
[society] 一人暮らしの最後をみとる 一人暮らしの突然死は少なくない (pdf)
中高年男性の事例が多。普段の食生活も大きいですが、倒れても誰も気づかずそのまま終わってしまうというのもあります。

[society] 非正規雇用の増加とその展望 "意図せざる"労働供給行動の変化に注意を (pdf)
就業選択はその時の就職のしやすさや制度に影響される、と。

[education] 「米国では教育の目的は子どもの自立にある」(ピーター・デール)
日本では親が子離れしないですからねぇ。

[education] 若いうちの苦労は…3
「学歴を得るに到る経験」が大切、と。

[subculture] セカイ系
新語辞典に登場。

【2006/03/01】
[society] 「格差、悪いとは限らない」〜首相、衆院予算委で強調
格差ではなく、「違い」。

[society] 正社員になってはいけない。正社員こそ真の負け組だ。
生涯生活価値…あるいは生涯幸福量かな。

[work] 無学歴、無職歴、無実力のニートが年収500万円の正社員になる方法
うーん。ビデオゲームとかだと、絵、音楽、シナリオ、プログラムどれも描/書けないから企画、っていう既視感が凄いあるんですが、Webサイトの場合はそうではないんでしょうか。もちろん、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」というところが本題なのだと思いますが。

[partner style] 少子化対策に結婚推進? 県が出会いサポート
奈良県もやってますね。9ヶ月の成果はどれぐらいでしょうか。

【2006/02/28】
[society] 格差問題をどう見るか
リスクをとって挑戦する人が報われる社旗を、というのはそうですが、景気回復による底上げって。

[business] 成果主義か「好き嫌い」か
確か松井証券が好き嫌いで決めると言ってたような…あぁ、これ、「好き嫌いで人事」。いずれにしろ全ての人が納得する制度は難しいですね。

【2006/02/27】
週末はこの時期恒例の文化庁メディア芸術祭を見てきました。The KHRONOS PROJECTORも面白いですが、個人的にはOpen the Blindのユーモアがいい。

[society] 「人の総合力」に関するアンケート調査結果速報− 人の総合力向上のための総合戦略プロジェクト −
「仕事をする上で最も役立ったこと」で、世代が上なほど「専門性」、若い世代ほど「コミュニケーション能力」を選択しているのが興味深いですね。

[society] 干物オンナ
[society] あなたの干物度チェック
何だか本当に(恋愛)マーケに乗らない人への嫌みみたいになってきました。

[society] 貧乏人の正体 (via hopeless world)
長くて読めきれてませんが、社会資本みたいな話でしょうか。

[business] サポ
じゃあ、サポセンはさしずめ。

[partner style] 同性市民パートナー法
各国で導入が進む。

[partner style] 脳卒中・心筋梗塞、未婚の方が高死亡率 厚労省調査
非婚化もまた寿命短縮化に寄与することになるんでしょうか。グループホームのような形態も広がるでしょうけど。

[partner style] 結婚も競争社会??
競争社会は当たり前ですが、需要と供給によって買い手市場/売り手市場もダイナミックに変わるようです。

【2006/02/26】
[society] フリーターの増加と労働所得格差の拡大 (pdf) (via Economics Lovers Live)
1997年以降格差が拡大し、特に若年層において顕著と指摘。

[society] なぜ今「格差社会」が説得力を持つか
「相対的剥奪感」という着想が面白い。

[society] 「2005年国民生活時間調査報告書」まとまる
とりあえず資料としてメモ。

[education] 子供の教育費のリスクをどう見積もるか〜こうすれば「教育貧民」は避けられる〜
こうすれば、というか事前に積み立てる、という正攻法ですが。ちなみに多そうなパターンとして中高が私立だと1219万。
関連: [society] 少子化対策番外編(上)…中・高の学費支援欲しい

[society] 少子化対策番外編(中)…職場も子育てに理解を
仕事量に対して現場に人が絶対的に少ないということだと思うんですよね。労働時間が短いとされる欧州のある国で仕事をしてたときは残業がほとんどないのもありますが、現地の人は平気で個人の都合でオフを取っていました。それでも回るようにチームとして人が揃ってる。それはマネジメントの仕事であって、「お客様が困らなければ休んでもいい」「他のメンバが困らなければ休んでもいい」と個人の「裁量」に任せたら、いくら制度があってもなかなか休めないのは無理もありません。ある意味では現場に権限が委譲されていて個々人の存在価値が大きいとも言えるんですが。それでいて不思議なのは日本の生産性が低い、とされていることですね。一体どこでムダが発生してるんでしょうか。

[society] 少子化対策番外編(下)…「安心な社会」で産みたい
「余裕がないのか、特に中高年男性が殺伐として怖いぐらい」というコメントが日本社会で余裕が失われていることを象徴してます。

[society] 共働き 家事は“外注”
1時間900円はリーズナブルで今後ますます広がりそうです。

[communication] イケメンリサーチ特派員
褒める事が重要、と。「ほめる」技術という定番本がありますが、あらゆる場面でそうですね。

Posted by seraph : 23:59 | Comments