『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2006年02月-
■雨・雨・雨・雨・雨・・・・・・・	2006-02-01 (Wed)
・・・・・鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱。 どうやら親子揃って風邪のバイキンが血に回ったらしく・・・。 親は毎日点滴と注射、どどど鬱で外出出来ないワタシは投薬投薬投薬投薬投薬投薬投薬。 鈍痛・鈍痛・鈍痛・鈍痛・鈍痛・鈍痛・鈍痛・・・・アホタレ。 こんな時はホンネを書くに限る。 ２０年前の文庫本の後書きを読んだ。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ その中で近藤紘一氏が深田佑介氏相手に「東南アジアのひとたちは日本人を尊敬していないんじゃないかな。本音の部分では二流の民族とおもって、ひそかに軽蔑しているんじゃないですか」・・・というくだりがある。 これを聞いて深田氏は当時の東大の中根千枝教授に聞いた話を思い出す。 　「マレーシア人のビジネスマンが、日本人とは仕事がしやすい、というんですよ。日本人と仕事をすると、額に脂汗浮べて、”あんた、これ、良い品物、安いよ、買いなさい”の一点張りだ、というのね」 　そこへゆくとアメリカ人は営業のプロである。こちらの要求を訊きだしては、これならどうだ、これが駄目ならこの代案でいってみないか、次々と解決策を示してきてはこちらは追い詰められ、逃げ場がなくなって買わされてしまうケースが多いのだ、という。 　「これがヨーロッパのセールスマンになると、またひと味違ってくる、というんです。商売の話をしていると、突然美術音楽の話になる。各地の風俗、料理の話題に変わったりする」 　そこでモーツァルトのミサ曲がどうだ、いや、あそこの料理が、などといい気持になって論じ合い、共感し合ってると、ふいに話題が商売に戻ってくる。自然、今までの会話の流れからいって商談に応ぜざるを得なくなってくる。いくらモーツァルトと商売の話は別の次元の話、といっても、そんなに割り切れるものではない。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ アホか。 逃げ場が無くなって買わされることを「強要」という。 大体”あんた、これ、良い品物、安いよ、買いなさい”という日本語は何よ。 「これは安くて良い品です、あなた買いませんか」これだけで語感が違う。 そんな自虐的な書き方での誘導って「コドモの詭弁」。 「モーツァルトと商売の話は別の次元の話」です。 割り切れないのは、西洋信仰が抜けてないのを見抜かれてるから。 その国のエリートは西洋教養主義やというのを見抜かれてるから。 わずか２０年前でこの日本人の自虐的な事、もう崩壊した共産主義のように恥ずかしいな。 これで東大教授になれるんやったら、ワタシは日本全国の全部の大学の教授になって売れっ子やで。 この一連のくだりの中で欠けているもの・・・それはその商品の消費者。 多分その消費者の「ほとんどがモーツァルトのミサ曲とは一生無縁、もしあったとしてもそれはもう消費の心配をすることがなくなったおっ死んだ時」って視点があれへんがな。 消費者はゼータクで売る側で嗜好を簡単にコントロール出来ない。 それでも買うてくれはるカミサマ。 この機能はどう、代案のこの機能では・・・なんて消費者の嗜好をビジネスマン一人で決定してそれを背負い込むのは無茶。 結局「多機能で良い品を安く」が理想であり、欧米ではこれが出来たら「神」だ、という道。 実際に、今デジカメやケータイで使われているＣＣＤについては「捨てられた企画」やったんよね。 ノイズが多く、これを取れるのは「神だけ」とテキサスインストルメンツの幹部もＳＯＮＹの社長に言ったそうな。 その頃、ＳＯＮＹ内部ではもうノイズはＣＣＤ前面で数個になってた。 まぁ、その捨てたアイディアの権利を主張してＴＩは儲けてるわ。 「逆賽銭」ってとこかな。 上に挙げた人達に共通するのは「詭弁でも強弁でも勝ったら勝ちや」という、どマヌケどん百姓な根性（マジメなお百姓さんごめんなさい）。 いつからアメリカの大学はこんなアホ製造機になったんか、こんどハーバードの教授をしてるトモダチが帰ってきたら聞いてみよう。 そやから「ＢＳＥで云々よりは交通事故・・・」ってアメリカの政治家が言うんだわな。 確かに「ＢＳＥで死ぬよりアメ車の交通事故の方が多いんで、じゃ、アメ車は輸入禁止に」・・・って言い返したら、どう答えるよ？ 「それは別の問題」？ それやったらＢＳＥと交通事故も別の問題やわなぁ。 もっと極論を言えば過去において「核爆弾による犠牲者より自動車事故での犠牲者の方が多い」わな。 核開発の査察に回すカネを交通安全に回せ〜・・・って論法も成り立つわけや。 ほんならアメリカは「そうやねぇ」ってそうするか？ 絶対せーへんで。 ＨＰＳ座右の書ベスト５に入る中央公論社「詭弁論理学」を読んだ人には判るやろうけど・・・こんなん初歩の「論点のすり替え」。 体力バカが多用する詭弁の初歩の初歩やね。 閑話休題。 最初に挙げた例について言える事。 「世の中から浮いている」 安くて良い物を作り出す質が揃った能力の労働者についての驚きが欠けている。 これが無いからアメリカ流、ヨーロッパ流の売り込みがあったんで、これがあった当時の日本は「工業的には無敵艦隊」やったんだわさ。 無敵艦隊が判り易い横綱相撲とって、どこが悪いのん？ 今、しがない作曲家のワタシがこれを書いてて、「やっぱり三門作曲家は大学教授や、評論家に劣るなぁ」と思う人がどれだけおるやろか？？ ２０年の歳月はそこまで変えた。 それが凄い事やと思う。 流れを逆転させたらアカン凄い事やと思う。
■ネットニュースによると・・・	2006-02-03 (Fri)
・・・「信念を持って受信料契約をしない人が推計で約五十万。その人には民事訴訟を考えていかざるを得ない」だそうな。 来るなら来て見ろ、目の前でＮＨＫの画像出してみな。 親一人子一人のコミュニケーションとして実家でゴハンを食べる時はＮＨＫを見ますが、ウチでは見ようにもアンテナが接続されていません。 ついに先日ＵＳＥＮもぶっ壊れてラジオやテレビの音声まで聞く事が出来なくなった。 さぁ、ワタシは「自分の作った音楽以外を無作為に聞き流さない」という信念で「ＴＶはゲーム機専用」になってるけど、民亊告訴出来るならやってもらおうやないか。 って勢いの良い言い方してても、「どーせまた人が入ってきて、絶句して、まだＴＶを見てない人が居るんですねぇ・・・って天然記念物でも見るような顔されて・・・」やろうなぁってウンザリしてるのも事実。 一人でもえぇ、「凄い厳しい職業に対する態度ですね」って見え見えのお世辞でも１回ぐらい聞かせてぇなぁ。 ま・・・無理やろうねぇ。
■オナカの中に・・・	2006-02-08 (Wed)
・・・黄身がない。 なのにタマゴを産まなきゃいけないニワトリになった気分。 栄養を取れば黄身はできるのか、それともストレスをなくせば出来るのか。 とにかく黄身が欲しい、欲しくってたまらない。 タマゴを割ったら白身だけ・・・そんなの自然の摂理に反してるよ。
■ＭＳＮで出てた・・・	2006-02-12 (Sun)
・・・ストレスチェックをする。 げっ９５オーバーやがな。 明日に備えて１０時に寝たのに１２時ごろ電話で叩き起こされる。 うわぁ・・・眠られへんがな。 犯人は誰やねん。 さぁ、正直に出ておいで・・・このカツ丼を。 アタマの中で「黒いオルフェ」のフラメンコバージョンが鳴り止まない。 いや、そういうアレンジ好きやけどね。 音数が多すぎてさらに眠れないワナ。 しかも、ギターもんはポジションが脳裏にちらついてさらにヤバいワナの二乗。
■結局眠れず・・・	2006-02-12 (Sun)
・・・朝までガットギター（フラメンコ専用もあるんだね）が鳴りっぱなし。 一つ気付いた「覚醒モード突入」。 「青い空に太陽」って「サワヤカ」な印象を受けるんやけど「狂気」をハラんでる、ということ。 西洋音楽の理論から言えば相当「強引」な部分があるんやけど、これが無いとワサビの無い寿司、カラシの無いオデンになるんやね。 眠れんかったけど、ちょっと得るモンがあった。 ウケケケケ、これはすぐに使おう。
■はなはだしい・・・	2006-02-22 (Wed)
重度の鬱病。 ・・・摂食困難。 半径２ｍの移動距離。 そのなかのＰＣ。 毎日夢を見る。 一昨日は中学の夢。 昨日は小学校の夢。 そして今日は幼稚園の夢。 ワタシは今夜どんな夢を見る。
■と思って・・・	2006-02-22 (Wed)
・・・見た夢は。 今となっては「古典」に属する新作落語のオチ３連発。 そうか・・・前世は・・・ うむ。 救いがたい。
■国会では・・・	2006-02-25 (Sat)
・・・メールをプリントアウトした紙をもってあーだの、こーだの。 ワタシが知る限り「ファイル」って言葉は一度も出てこなかった気がするんですが・・・。 ファイル状態でも色んな変更をできるメールをプリントアウトした状態で振り回されても、「なんら信憑性が無い」と思うんはワタシだけやろか。 しかも、「疑いが濃いから国政調査権を出せ」と来た。 メールの内容で疑いが濃いと言われるなら、ワタシなんかもう１００回は買春で国政調査権使われてますな。 もちろん全部シロですが。 銀行の口座の流れを調べるなら公安で十分なんとちゃうのかな。 同じくメールサ−バ上のメールの流れも公安で十分。 世に良くある「殺人予告」メールでも警察が動いてプロバイダがメールサーバの履歴出してるんとちゃうの？ せめて、パフォーマンスと言われようとも、ファイルの内容を国会の中でプリンタで打ち出すぐらいの手はなかったんかいな。 印刷したメールなんか新聞の活字を切り出して並べた以上の何の意味も無いよ。 まさか国会にコンセントが無い・・・なんてねぇ・・・。
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