『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2006年09月-
■「男のお子様」って・・・	2006-09-06 (Wed)
・・・なんやのん。 さすがに４１年は「親王」という言葉を死語としてしまうだけの期間やったんか。 ただね・・・。 朝の最初の速報はまぁ置いておいて。 それ以降は「『親王』という言葉があって意味はこれこれで」って若いアナウンサーにも教育すればえーだけの話とちゃうのん？ まさか舌をかむような難しい発音でもあるまいに。 ・・・・・・。 え？ヒトツ語彙を増やすと、混乱が増える、って？？ こくこく。 ・・・・・・・・！ はぁ、親王をさらに丁寧語にするバカが出る・・・のん？ こくこく。 それって「ご親王」とか「お親王」とか？？ こくこく。 うーーーーーーーーーーむ、無いと言えないのが情けないやらなんやら。 ・。 そやけど、「お天皇陛下」とか「ご天皇」とか言わないから、類推がきくんとちゃうの？ ・・・・。 えらい冷酷な指摘やね。 こくこく。 正直、一時間のニュースの中で５回も「男のお子様」と聞くと疲れるんやけど。 第一最初のお医者さんの発表が「親王（さま・・・やったかな）」になってたやんか。 こくん。 で・・・それを流しながら「男のお子様」ってアナウンスされると違和感バリバリなんやけどなぁ・・・。 そういう言い方をきっちり出来る人間を選り分けるんが、放送局の試験と 「×××」・・・。 そんな時代やったんかぁ・・・トホホホホホホ。
■しばらく書いたり書かなかったりが続きましたが・・・	2006-09-11 (Mon)
・・・弟分の病・・・いよいよ篤いので、しばし更新の間が空くこと。 ご容赦願います。 　　　　　　　　　　　風水嵯峨　拝
■１４日未明に・・・	2006-09-16 (Sat)
管理人さんとワタシの親友であり、ワタシの弟分だったＨｉｄｅちゃんがガンで永眠しました。 「・・・。」 うん・・・管理人さん、辛いよね。 こく。 何か調子が悪いと言ったのが８月アタマ。 病院で検査してもらえよ、って病院に行ったのがお盆休み。 そこでは詳しく判らないから、と最新の検査設備の揃った病院で検査入院をしたのが８月２３日から３日間。 ２７日に結果が出た時には即刻緊急入院でした。 管理人さんとお見舞いに行ったのが９月の２日・・・だよね。 こくこく。 それからあれよあれよと言う間の出来事でした。 皮肉な事に耐病期間が短かったがゆえに、死に顔はいつもの通りの穏やかに昼寝をしているようなふっくらとした笑顔で。 検査結果を知ってから覚悟は決めていました。 もう時計の針は逆戻りはしないんだ・・・と。 でも「あれよあれよ」だったのが悔しい。 発見が遅れたわけでもない。 いわば「奔馬性」とも言える症状でした。 ガンに罹患した人はココロに波を生じるものです。 突然の驚き、そして絶望、治療開始への期待、治療の副作用に対する苦痛、そして「ひょっとして」という現状逃避。 そんな波が生ずる間もなく「驚いたまま」逝ってしまった弟分に対して、「もう少し時間が欲しかった」と思いながら、「素直がとりえな奴が、素直に逝ってしまった」とも思い・・・。 お通夜の時も、葬式の時も、冷たくなりながら、穏やかに笑っていた事だけは忘れられそうにありません。 ・・・こくこく。
■それでも愚痴は・・・	2006-09-18 (Mon)
・・・続くんだわさぁ。 それがワタシのタチの悪いところやけど。 酔狂やと思うて付き合ってくれると有難いなぁ。 弟分がガンで死んだ。 それは死因が「交通事故」でもなく「不慮の事故」でもなくましてやエイズでない。 そういう事とちゃうんか・・・と考える自分がワタシの中に居る。 必ず、人間はいつかは死ぬ。 その時に死因について文句を言おうにも、もう故人は何も語らない。 それについてゴチャゴチャ言うのは「まだ生きてる人」達や。 これは「そういう人間もアッチ側に行く」という含みがあるんやで。 生きてる間に「ごちゃごちゃ言うて」おくれ。 どーせ最後には「何を言っても意味無し」が判るんやから。 ガンに５年生存率という一応の目安があって、５年生きてたら祝うのも意味無いがな。 それは「ひょっとして死因がガンでなくなった」以外の何の意味も無い。 次の日に脳卒中でさよーならーって可能性を否定するいかなる根拠も無いんやで。 まぁ。ウチの弟分には出なかったけど、ガンによる死忌み嫌うのは、末期の衰えと苦痛を見てられんからや ほんなら、青酸カリで一気に・・・を望むんか？ そう言われて「青酸カリをお願いします」と言える人間は極めて少数派やろう。 人間はそんなもんなんやと思う。 メメント・モーリー 「死を思え」 そういう言葉がある。 毎日思っていたら、シンドイわな。 でも月に一度だけ・・・いや三ヶ月に一度でも・・・。 その言葉を思いだしたら・・・人生の糧になるんやないか。 今はそう思う。
■ようやく落ち着きを・・・	2006-09-25 (Mon)
・・・取り戻しました。 慰めのメールを下さった方、ホンマに感謝します。 マンションの臨時総会を乗り切りました。 ホッとしました。 インターネット環境が「フレッツ光プレミアム」になりました。 一時的に家のＬＡＮが全くの不通になって、夜中まであーでもない、こーでもないと設定に悩みましたが、やっと元に戻って、快適な環境になりました。 こういう雑事に紛れて、焼付いた記憶の色は少しずつセピアがかって来るんやろうね。 本当に甘えたで、甘えた電話はウチにばっかり掛けてくる弟分でしたが・・・。 取り乱さずに静かに時を過ごせた理由は「頼藤和寛」先生の「ワタシ、ガンです。ある精神科医の耐病記」があったからやろうね。 ワタシの主治医にしてココロ関係の師匠と仰ぐ頼藤先生のこの本は「ＨＰＳオススメ本」の中でも１，２を争う本やけど。 この本のおかげで、父の死も弟分の死も「しっかり見守れ」ました。 こんな事があったな。 いつもケータイを使う奴なんで置き時計が欲しい、って言い出して・・・ 管理人さんと一緒に買いに行ったよね。 ・・・こくこく。 まぁ、安モンの時計なんやけど、選びながら「このプラスティックの時計はＨｉｄｅちゃんよりも長い間時を刻むだろう」って考えてました。 そう想う事によって時計と追いかけっこする命をしっかり見ておきたいと思いました。 そうじゃないと、気付かない風のように時間は過ぎてしまうから。 時計の秒を示すドットの一回一回の点滅をココロに焼き付けようと思いました。 だから・・・。 写真がセピア色になろうと、ピントはボケてはいかない。 写真の中だけの存在となった弟分の輪郭は決してカタチを崩す事はない。 それで良いんだ。 いつかワタシも写真の中だけの存在になる日が来るだろうけど。 自分の周りにワタシの時間をしっかり見つめてくれる人を作りたい。 そう想うようになりました。 それが実行出来るように生きていくことを目標にしたいと思います。 最後にもう一度、慰めのメールを下さった方々へ。 ホントにホントに・・・ありがとうございました。
■回線が速くなると・・・	2006-09-27 (Wed)
・・・いきなりウィルスに感染、なんてことも多くなる訳で。 リアルタイムで流れてくるデータの監視の間隔がより一層頻繁になる。 これ、例えると空港の入国審査みたいなモンで。 まぁ、時事ネタ的に言えば「テロリストのリストとのつき合せ」みたいなもんや。 そうすると、当然そこで「データの詰まり」が発生するから、「理論値ほど回線速度が速くならない」という状態になる。 そこで「ぷげげげげ」と怒ってさらに回線速度を速くすると、さらにデータ監視が・・・。 「世の中、そんなもんや」と達観。 ちなみに同じ回線に繋いで速度だけを求めるなら「ノーガードマシン」が最速と判明。 １０％ぐらいは速くなるみたいやね。 速度と安定性を求めるなら、外部と繋げるマシン１台犠牲にして「ノーガードＰＣ」にして、家の中のＧビットＬＡＮのルータで「徹底防戦」するのが良いのかも。 これは家の玄関を開けっぱなしにしておいて、知りあい以外全員排除・・・みたいでなんかイヤなんやけどね。 いや、ちょっと待てよ・・・「ノーガードＰＣ」はいつかは正常動作せんようになるから、それから復旧の時間を考えると・・・。 うーーーーーん・・・深いなぁ。
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