『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2004年04月- | |
■面白くない・・・ | 2004-04-01 (Thu) |
・・・「PC うおっち」4月1日恒例のエイプリルフールが面白くない。 なんか「エラー表示のパロディ」に逃げていて、中身が薄い気がする。 リンクの先が冗談で、またその先が冗談で・・・「どこまで続くんか」って探す楽しみは裏切られてばっかりやがな。 結局「PC うおっち」の範疇の記事って1つだけやったけど、さすがにそこは根性が入ってました。 広告からIeteliのロードマップまで笑わせてもらいました。 「ケッタイ うおっち」はネタは二つやけど、奥行き無しのエラー表示のパロばっかりやし。 「INTERNETうおっち」はネタ1つの奥行き0。 「窓の社」はネタは用意したけど奥行きが0。 なかで1つ個人のHPに飛ぶリンクを発見したけど、これは「記事の執筆者」としての「署名原稿」のつもりなのか果てしなく謎。 ただ、ほとんどのリンクがエラーメッセージのパロディで止る中、こういう例外を入れても良いのか判断は保留。 そのページからのリンクは「もうインプレスのエイプリルフール世界」とはちゃうからね。 そのページからは、新聞社の記事にもリンクが貼られている訳で、断定はよぉせんけど、「ちょっと詰めが甘い」という感想はまぬがれへんな。 ワタシ、悪質な冗談を言う方やけど、基本的には冗談は冗談の範囲で完結してる。 例外があるとしたら、それは自分自身に向けて。 自分自身の実像を笑いモンにしてる。 「・・・・・!」 え?管理人さん、嘘は付くな!って? こくこく。 それは親愛の情やがな。 「・・・。」 それに「管理人さん」という虚像について書いてるんで、その辺りはご理解を。 「・・・!・・・!」 え?そんな事は言い訳の為の良い訳?? こくこく。 そんな事無いがな、例えば管理人さんが日本橋をうろついてても、だれも「あっ、管理人さんだ、飛ぶぞ飛ぶぞ、サカサマに がつん! 「!!」 そやけどそんな目には遭わんがなぁ(泣) ワタシはこの髪型で、MIDI関係の店うろついて「風水嵯峨」で領収書取るんやで。 品物と領収書受け取ったら、走って逃げるんやで。 「・・・。」 え?それは身から出たサビって?? こくこく。 そうかもしれんなぁ。 そやけどね、「PC うおっち」パワーダウンしたんは寂しいなぁ。 こくこく。 ゲラゲラ笑うたのにねぇ。 こくこく。 ネットユーザーが変わってきたっちゅうっことなんかなぁ。 それでも寂しいよね(遠い目) こくこく、こくん | |
■あっちゃ〜・・・ | 2004-04-03 (Sat) |
・・・またここ、落としてしもたがな。 最近、ボケてきたんとちゃうやろうなぁ。 最近、音楽でも生き方でも痛感してる事があるんやけどね。 「立ち止まったらオシマイや」って。 ちょっと前までは、「常に前方に進め」って自分なりに思うてたんやけどね。 ちょっと余裕が出来たんかな・・・「振り向くならじっくり見ろ」と、そんな風にも思えてきたんやわ。 チラチラ振り向いてグチグチ言うぐらいやったら、じっくり腰すえて過去を見直して、吸収し損のうてたモンまでもう一度吸収したろかぁ・・・と。 どーせ100のモン体験したり聞いたり読んだりしてても、100吸収出来てた訳でなし、「残りモンには福がある」んやったら、じっくり搾り取ったろやないかぁ・・・と。 これ、ボケてるんやったらイヤやなぁ。 ある地点に立ち止まって、「これしかアカン」ちゅう生き方は強いわ。 「その通り」っちゅうヒトだけ「トモダチ、トモダチ」言うて、それ以外のヒト全部否定してたらえぇんやもんなぁ。 判断せんでえぇ人間の意見は強いよ。 その代わり、「その地点」を否定されたら、存在価値0やからね。 柔軟性0の強さというか、世間を狭くするわなぁ。 狭い世間は内側にとっては心地良いんやろうけど、アッチコッチ飛び回りたい性分のワタシには合わんなぁ。 面白い事は面白い、それは「これしかアカン」とは相容れへんのかもしれんけど。 素直に面白がる事が出来へんようになった時、人間は「この場所」っちゅうカンバンにしがみついてる状態になって・・・。 いつの間にか「カンバンにしがみつく為にカンバンにしがみついてる」状態になってしまうんとちゃうかな。 何にでも山と谷はあるわなぁ。 困った事は「居心地が良くて」「安易にヒトが集まり易い」ところが、この「谷」の部分になりがちな事かなぁ。 前の山には、ちょっと今無理。 それやったら背後の山にも登る価値があるでぇ・・・。 こんな感じやろか。 生きることでも、音楽でも。 | |
■同じような事は・・・ | 2004-04-04 (Sun) |
・・・重なるモンで。 そこから「あらららら」って何かが見える(ような気がする)事もある。 今回は「悩み・迷い」について。 先に結論。 『完璧な問題相談メールは無い』の法則。 それは何じゃいな?と思う人も多いと思うで、ワタシも結論だけ読まされて「ハイそうですか」と納得でけへんもんな。 もし、アナタに仕事でもプライベートでも問題があって解決しなくてイライラしてるとするやろ。 ほんで、ここは誰かの意見を聞こか・・・とメールを書いたとするで。 ここで「メールで」っちゅうんが重要。 マジメに相談するわけやから、「意味不明」のメールを出すわけにはイカンのよね。 という事で、現状を説明しようとキーボードをカタカタいわせるんよ。 そら悩むぐらいのこっちゃから、スラスラと書けるはずがあれへん。 そこで思いつくままに単語を並べたら、まず「意味不明」の文章になる。 ここでメールを送信してしまうと・・・。 そのメールは完璧やないから、さっきの法則に当てはまってしまう。 ほなメールを送信する前にもう一度読み直したとしよか。 「何じゃこれは?」、「自分の言いたいのはこういう事とちゃう」という問題にぶつかって文章の推敲を始めるやろ。 それで、自分の納得いく文章になったとするわな。 これなら判ってもらえる・・・と。 「完璧な問題相談メール」の誕生や。 と〜こ〜ろ〜が〜〜〜〜。 「他人に判り易い文章が書いた本人にとって判り難いはずが無い」という事で、その時点で問題は解決してる、もしくは解決の方針はたってしもてる場合が多いんよ。 悩んでも結果が出ないっちゅう事は、大抵混乱して、現状を把握出来てないんやよね。 問題点はココ・・・やと思ってたら実は違ってたとか。 そやけど「判り易い」文章書いてるうちに混乱が収まって客観的に現状把握出来てしまうねんなぁ。 という事は、その時点で「完璧な問題相談メール」というよりも「行動予定報告メール」になってしもてるんやね。 そやから、やっぱり「完璧な問題相談メール」とは言い難い。 我田引水な内容で申し訳ないんやけど。 プログラムのロジックとかでバグが取れなくて取れなくて取れなくて「半泣き」から「全泣き」状態になって泣き付いた経験から思い知った事やけど。 管理人さんや、管理人さんや、管理人さんや、管理人さんや、管理人さんや、管理人さんや、管理人さんや、管理人さんや、管理人さんに多大な迷惑を掛けて気付いた事やけど。 こくこく。 そやね、迷惑かけるねぇ、ワタシがこんな病気さえしなければ、ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ・・・。 「。」 あの〜「お父っあん、それは言わない約束」は無し? 「×」 迷惑かけるねぇ、ワタシがもう少し落ち着きのある性格してれば・・・ こくこく。 ・・・で、最初泣き付いていくときは支離滅裂やねんな。 「イベントがフラグチェックで条件分岐が街を出る時発生する条件のイベントがぁ〜(号泣)」 こくこく。 で、「ともかくソースを開け」って言われて、ソースを見ながら説明していくわけやね。 こくこくこく。 で、今の条件やったら、ここのチェックで引っかかってイベントのサブルーチンに飛ぶはずが・・・って言いながらチェックする部分の文法間違えてたがな(倒) って事が何回あったやろう。 で、管理人さんに退散・・・もといお帰り願おうとすると、お約束の一言「・・・で、何の用で呼んだん?」とトドメが入るわけや。 「・・・。」 え?トドメとは人聞きの悪い、って? こくこく。 えーっと、間違いました、同じ事を繰り返さないようにする為のイマシメのアリガタイお言葉の間違いでした。 「・・。」 え?まだ言い方にトゲ?? まぁ、そういう事を繰り返すうちに、アタマの中に「プチ管理人さん」を作って、問題が出たときはそれを呼び出して、これ以上恥をかかんようにしようとするんやよ。 「・・・?」 え?プチ管理人さんって何?って?? こくこく。 うーん・・・管理人さんAIかな? と〜こ〜ろ〜が〜〜〜〜。 所詮はニセモン、パチモンはホンモンには勝てず、プチ管理人さんのツッコミ度を何度バージョンアップしても・・・アカンのよ。 ケアレスミスは減っても無くならないから、仕事量が増えたら泣き付いて恥をかく頻度は変わらない・・・と。 こくこくこくこくこくこくこくこっくん・・・・・・ 結局、泣きつく事を決めた時から問題解決は始まってたんやろうなぁ(遠い目) という事で、相談しようかと心の片隅に思いついたら早速行動開始した方が解決は早い・・・という事で・・・ 「・・・・・!!!」 え?それは迷惑?? こくこく。 管理人さん、ウソはイカンよ。 管理人さんの趣味は「人が墓穴を掘って自爆するのを見る」事やん。 「×!×××!!」 結局、人間の出会いって、そういう補完関係が多いんやろ〜ね。 そういう運命なんやわぁ・・・あぁ、お星様がキレイ・・・(以下略) | |
■そうそう・・・ | 2004-04-04 (Sun) |
・・・春になったんで髪を切った・・・んやけどねぇ。 普通髪の毛を切ったらマトモになるんやけど、ワタシの場合はますます妖しくなるのはなんでよ? って言うかぁ・・・自業自得って言っちゃえば〜♪・・・かも〜。 で・・・切ったら急に今日寒くなるって・・・何よ??? 明日は晴れらしい・・・。 桜の見頃かなぁ。 | |
■ついにというか・・・ | 2004-04-05 (Mon) |
・・・やっぱりというか米サン・マイクロシステムズがマイクロソフトとの和解に踏み切ったね。 サンは一月前に格付け会社S&P(スタンダード&プアーズ)の格付けで「投資不適格」なBB+になってるからねぇ。 いくら当社は健全経営と主張しても世の中はそういう発表に敏感に動くからねぇ。 何かの動きはあると思ってたけど。 かなり業界関係者を驚かせた思い切った方針転換やったね。 でも、あ、なるほどなぁ・・・と思うところがあったんよ。 同時にサンは3300人のリストラを行う事も発表したんやけど、それだけの社員をレイオフ(リストラやね)する費用が必要になってくるんやね。 もう何年前になるやろう、1990年代初頭にIBMが史上最大の赤字になった事があって、その原因の一つがレイオフに掛かった費用やったと記憶してる。 たしか赤字幅が1000人あたり2億ドルぐらいやったと思うんやけど・・・これ、企業の純粋な赤字やったから当然儲けと相殺された分を考えたらもっと掛かったんやろうなぁ。 これはアメリカに固有の医療保険の問題があって、会社を辞めるにあたって医療保険の権利の継続を約束しないと解雇に応じないんやね。 その費用が、どうやらシャレにならへんぐらい掛かるらしいわ。 10年でどれぐらい労働者の給与が上がったか、医療保険の金額が上がったかは判らへんけど、今でも赤字なサンにとったら「ウゲゲゲゲ」ちゅう金額になるのは間違い無いと思う。 和解は和解に伴う賠償金目的ではない・・・と強調してるけど、株主なり証券アナリストの「当面の心配」が賠償金によって取り除かれるんは多分確実やろうね。 まぁ、顧客や株主の顔が見えへん法廷戦術を延々と繰り返した後、「経済的な危機」によってアタマが冷えて現実的な選択肢をとるっちゅうんは、PCの業界には何度もあった事やからなぁ。 ただ、和解してどうなるか?はまだ見えへん。 両者が「こんな風にすり合わせをしたい」って言うてるソフトが、現実に動いてるソフトではあっても極めて抽象性の高い概念的なソフトやからね。 両者がお互いにクロスライセンスするちゅうてるんが知的所有権で、これまた抽象的やもんなぁ。 今まで歴史的和解っちゅうんは何度でもあった。 アップルとIBMが提携して作るって言うてた「Pink」はどこ行ったんやろうねぇ(遠い目) なかなか上手い表現があったよ。 両者は付き合い始めたんでもなく結婚したのでもなくデートの約束を取り付けた・・・って。 今までマイクロソフトは色んなデートをしとるんやけど、「デート相手のその後」って話題にのぼらないことが多いような・・・。 | |
■コンピューターに・・・ | 2004-04-06 (Tue) |
・・・何が出来るか判らんけど、色々調べるとゾッとするような事実に突き当たる。 イーサネットやGUIやマウスの生みの親になった技術はゼロックスパロ・アルト研究所で行われたSAGE(Semi-Automatic Ground Environment)って言う北米の防空システムの開発が発端になったんやけど。 このためのコンピュータをIBMから買うたんやね。 そのマシンAN/FSQ7&8の性能を調べたんやけど・・・0.024MIPS。 軍事に関わる事やから、それ以外の情報は直ぐに見付かれへんかったんやけど・・・それより数年後のマシンのスペックから推定してみよか。 そのころの最新の外部記憶装置は「500万文字の情報からわずか1秒足らずで特定の情報を取り出すことができました。」って5Mバイトやがな。 当時最新のマシンのうたい文句が「1日に数百億回もの演算」ってなってるけど「1日」やよ。 非常に好意的に見て1日一千億回と考えても一秒に直したら115万7400回。 1クロックで出来る命令やと考えるとクロック1.15M。 それが60台足らず。 こんなモンに核戦争の運命を握られてたかと思うと寒い。 その頃の技術者に今ワタシがこれを書いてるマシンを見せたら、何に使いよるんやろう? 政治を任せてしまう?? それとも国際紛争を人間に代わって解決する?? まさかなぁと思いながら、それでも実際軍はマジメにシステムの開発を行ってたんやからね。 マシンに罪は無いけどな。 使い方によってどうにでもなるもんなんやけど。 最近、ニュースなんかでイラク関連で武器見ること多いよね。 あの武器の中にはどんなコンピューターが入ってるんやろう、それは核戦争の運命を握ってたSAGEシステムよりも複雑なんやろうか? コンピューターの性能は今一台で何人の命を左右する事ができるんやろか? 考えても意味はないと思いながらも考えてしもうた。 かつて人類の命運を左右したコンピューターの能力の100倍、千倍の能力が、今この瞬間ゲームで「うふふふふ」な音声を再生するのに使われてるんやろうなぁ。 ・・・。 この方が平和か。 そうやね、平和やね。 | |
■うきぃぃぃぃ・・・ | 2004-04-07 (Wed) |
・・・っと、怒ったってなぁ・・・。 失われた文章は帰ってけぇへんねん。 「・・・・・?」 え?管理人さん?? 「・・・・・?」 何を怒っているんや?って?? こくこく。 ここには、近所の郵便ポストが新しくなったけど、投入口が小さくなったんで「CD−Rを梱包して送る」のにいやぁ〜ん感じやけど、それは陰謀の匂いがするとかやね、 こくこく。 アメリカから副大統領が肉を輸入せぇって来るらしいけど、「アメリカの基準で検査した」肉を買うか買わないかは客が決めることで、もし売れなかったら、生産者が「日本と同様の基準の検査した肉を売れる値段で出す」企業努力をしたらえぇ事やないかちゅうんとやね。 こくこく。 そもそも食べるモンを作って売るっちゅうんは、職業としては最古の職業の1つやないかと思うんやけど、なんか古い職業ほど、問題解決を政治に任せてるような気がするのはなんでやろうとかやね。 こくこくこく。 そやけど、「人類最古の職業」についてはワタシ詳しくないんで、政治との癒着が有るんか無いんかはそっちに詳しい人に任せるなんてことが書いてあったんよ。 「・・・・・・。」 やけど、書き終わって送ろうとした途端にマシンがフリーズしたんやわ。 もー怒ったでぇ・・・。 ちきしょー。 何でいきなりMPEGのアイコンがなんたらかんたらプレイヤーのんに変わったんじゃ〜? ちゃんと原色だんだらのアイコンにしておいたのに。 一回間違うてQuickLaunchの上をクリックしたら、ハイそれまでよ〜かいな。 おんどれ人をナメんのもえぇ加減に・・・ 欧州委員会には「アレを標準インストールしたマシンを初心者に売りつける事は盗聴器付きの電話が売られて行くんと一緒」と説明できる程度の知識のある人間もおらんのかぁ! アレが無いと見られへんサイトを法人で運営してるとこ、あんなマスコミやこんなマスコミや・・・「言論の自由」とか「検閲の禁止」なんて言葉、ワシの目の黒い間は・・・そんな言葉言うたら、ダダこねまくったる〜〜〜〜〜〜〜! はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ 「・・・。」 え?もう終わりか?って?? こくこく。 えらい、淡白なツッコミやね。 「・・・・・・・・。」 え?そんなモン削除してへんかった方が悪い?? こくこく。 じゃ、管理人さんはアレでしか見られへんファイルはどうして? 「〜=)=)’(’&$#”$〜*〜=)%&”・・・!!」 どっしぇ〜そそそ・・そんなアングラなぁ・・・。 「・・・・・・。」 まぁ・・・確かにそうやね。 「善のアングラ」・・・ちゅうのもあるわな。 最近・・・『善意の皮を被った「ビジネスと言う名の悪意」』っちゅうのも存在するんとちゃうか・・・って思うんや。 世の中世知辛いなぁ・・・。 | |
■ゲームに関わる・・・ | 2004-04-08 (Thu) |
・・・身としては、「技術の先端」としてMMORPGの情報は勉強しておかなアカンので、ちょろちょろと見とるんやけど。 色んな「ネットゲー事件簿」を見てると寒いなぁ・・・と思うわ。 ゲーム内の詐欺とか、不正行為とか、実際の世界の人間関係の問題に発展するトラブルとか。 そういうモンは自分が解決するんがオトナのお約束、と割り切れる人間は「これがビジネスチャンス」と思うんやろうなぁ。 ・・・どうなんやろ。 「あらゆる娯楽は何だかの意味での現実逃避」とワタシは考えているんやよ。 明日、ストレスでイッてしまわない為の娯楽。 思うようにならない現実の中で妥協をしながら生きていて、そういう「生きている故に溜まっていく人生のアク」を洗い流せる娯楽。 ゲームの世界で与えられる「試練」なり「課題」ちゅうんは、何だかの形で決着がつく、「現実世界よりもちょっと低いハードル」やと思うんやね。 その低さの加減はゲームを作る人によって様々やけど、そのハードルを飛び越すことがゲームを「快感装置」にしてるんやと思う。 ただ、現実世界と同じようにココロが疲れるのはなぁ・・・。 それが「リアル」と言えば「リアル」なんやけど。 「快感装置」というより「苦労装置」になってしもてるんとちゃうかいなぁ。 そういう部分危機感を持ちながら、「麻薬」ではない「快感装置」ってなんやろう・・・って考えてみても結果は出ず・・・かなぁ。 | |
■なんやイラクで・・・ | 2004-04-09 (Fri) |
・・・日本人が人質になっとるみたいやな。 なんで戦地に行くのか、それぞれの理由があるんやろうけど・・・強制されて行かされた人間や、安全を保障されて行った人間はおらんわな。 無事であって欲しい。 けど、上に書いたことは正論なんやわ。 「自衛隊を撤退させろ」って感情論は感情論以上の何の説得力も持てへん。 告げるのが辛い正論もあるけど、これが正論やと思う。 世のため人のために何かをしたいっちゅう人は沢山おると思う。 けど、「どういうやり方でやるか」は考えるべきやな。 今、目の前にある「助けを必要とする人」は世界中にかなりの数がおる。 発展途上国の子供のためにワクチンを毎月送り続けるっていうのんあるよね。 あれを何年も続ける人は偉いわな。 助けたい・・・その志を持つ人は長生きして長い間人を助けた方がえぇんで、自分の命を掛けてまで危険な場所に行くこっちゃないと思う。 危険を避けて、その代わりに持続して人を助けた方がえぇんとちゃうかな。 「高みの見物」と思えるかもしれんけど、その人が一生の間に助ける人数はそっちの方が多いと思う。 けったいな意見やけど、自衛隊がイラクへ行っとるわな。 『自衛隊が持っていく救援物資や装備を充実させて、より広範囲の支援活動を出来るようにしよう』・・・って募金でもしよかって動きは聞いたこと無いんやけど。 「イラクにより多くの支援をしよう」と考えるなら、妥当な考え方やと思うけどなぁ。 その団体の支持母体が自衛隊の派遣に反対やから、自衛隊とは無関係に・・・ちゅう政治の力学に翻弄されるんは、どこか違うと思うで。 内戦状態というか内乱状態って、秩序が崩れとるから、ある種のモラルの無い人間にとってはボロ儲けの場所になるわな。 これはワタシにとっては確信なんやけど個人的な確信なんで、自分の考えが正しいとか広めるべきやとかは思わん。 「内乱状態を続ける事によって儲け続ける人間がおる限り、その状態を維持しようとする動きはある。」 それは経済という名によって隠された悪意の渦巻く世界。 世の中善意もあれば悪意もあって、悪意の方が武装してることが多いんは悲しいね。 でもその事実を知って個人が生きていかなアカン時代が来てるんやと思う。 現実が変わったんやない。 多分、ここ数十年の「日本人は水と安全はタダで手に入ると思っている」という「暗黙の共同幻想」がおかしかったんやと思う。 出来れば、若者はこの共同幻想を棄てきれない世代を乗り越えて欲しい。 | |
■いつか聴いた・・・ | 2004-04-10 (Sat) |
・・・吉田美奈子のバラードをMP3にした。 お気に入りの曲のレコードを編集してカセットに録音して・・・いつもカバンの中に入れてた。 部屋の整理をしてる時にそれが出てきたから、データにした。 あの頃、どこかに出て行くときはテープのA面を聴いて・・・帰りの電車でB面を聴いていたんやなぁ。 MP3にしたんはB面。 これを聴くだけで、何故か周りは夕焼け色に染まり、カラダの緊張が溶けていく。 擦り切れたテープの雑音も何故か心地良い。 機械のように正確なビートでなくても、音質を表す数字がどうであっても、名作は名作で、心を揺さぶる。 会社で、数字とアルファベットで音楽を作るのに疲れた時も、いつも側に置いていたテープ。 マスターデータを出した後、放心状態でずっと聴いていた。 何度も何度もループさせながら聴いていた。 吉田美奈子について知らん人も多いと思うけど、山下達郎のアルバムのコーラスで名前を見たことある人もおるかもしれん。 誰か一人お勧めの女性ボーカリストを・・・って言われたら、ワタシは迷わずこの人を挙げる。 個性があって、聴くと心が癒されて、しかも実力がある人というと真っ先にアタマに浮かぶ。 良く言う「癒し系」との決定的な差は「媚びてない」ということ。 一小節聴いたら、すぐに判る個性を持ちながら、それが押し付けがましくない。 これは稀有な事やと思うなぁ。 残念な事やけど、この人を目標にしてると思える女性ボーカルがおれへん事。 アメリカの色んなジャンルのボーカリストを聴いても、この人に似ている人を見つける事はでけへんかった。 この人のスタイルをワン&オンリーで終わらせるんは悲しい事やと思うなぁ。 テープノイズの向うから、声は同じ輝きで聴こえてくるけど。 その後を追う人がおれへんのは悲しい。 | |
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