『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -1999年06月-

■電話代・・・1999-06-26 (Sat)
の請求書が来た。

「はうぅぅぅぅぅ!」

えぬてぃてぃのこうげき

Sagaは579ポイントのダメージをうけた。

Sagaはしんでしまった。

「おおSagaよ、しんでしまうとはなさけない」

「だったら電話代をマケてくれぇ!!!」

・・・どおりで稼いでも稼いでも暮らしが楽にならないと思った(爆)

この市外通話の明細は対税務署用の武器置き場に直行。

■これがアタシの生きるみちィ〜♪1999-06-27 (Sun)
注意!!

食事中の人はご遠慮下さい。後で読もうね。
























(大丈夫??)





















えーっと、曲の出来が早いので、ちょっと安心『天午後』なのです。

昔、某社に勤めていたときに『午後の紅茶』という缶紅茶があったのですが
いつの間にか、『天使達の午後』という古いHゲームの題名とごっちゃに・・・

いまでも、ちょっと紅茶を飲むときには『天午後』というのはこまったなぁ。

曲を作ってるのが修羅場っぽいので、皆さんにご心配をかけている様ですが、
「そんなに修羅場でもない」のが現実なのです。

作曲中はスタジオをヘッドホンしてうな垂れて「うう〜〜〜〜〜〜〜ん」とか、
ガマの油みたいな汗かいて、とか。
そんなことは全然ありましぇーん。

作曲に鍵盤使うことほとんどないのです。

思い付いたら、楽譜書くだけ。
初めてヤマハの作曲コンクールに童謡書いて送ったのがン年前だったから。
少なくとも四半世紀は楽譜書いてます。
自分以外の人間には読めないかもしれないけど、楽譜書くのは早いです。
カラオケのお仕事してたとき、ゆっくりしたバラードだったら、聴きながら
書いていけました。

今、「きゃぴきゃぴした曲」というのを6分ほどで作りました。

『じゃじゃグル』の19巻を読みながら・・・・
(あっ、一線越えたわ・・・でもオトコの方が髪長いって、なんか絵に
なんねーな・・・オンナの子の髪がオトコの胸にサラサラって良いのに
逆はなんというか・・・えーっと・・・・・!!!!!)

で、肌身離さず持ってる五線譜出して、サラサラサラ・・と。

この「!!!!!」を待つのが辛いときがあるんですね。体調悪かったり
したら。

漫画寝転んで読んだり、関西ウォーカー読んで、「なるほどFOGの社長
オススメのラーメンのダシの色は濃いなぁ」とか・・・。

その間も出された「お題」についてはずっと気にしてるんですけど。

ずっと「!!!!!」を待ってる訳です。

だから、起きてる時間はずっと仕事してるとも言えるし、じぇんじぇん
サボりっぱなしとも言える。

楽譜書き始めて30分もかかる曲は大抵ボツです。
無理矢理技術で曲にしたみたいな感じですから。

ここからが、ちょっとアレな例えなんですが、24時間胃腸って働いて
ますよね。でも、「うんうん、消化吸収してるわ」って実感するのは
某個室での何分かです。

一日中、某個室の前でウロウロというのは、カラダ壊してますね。
消化吸収も、どっか破綻してますね。

それといっしょ。

だから、時給がなんたら、人月がなんたらって言われると、辛いんです
よね。そういう考え方でお金を貰ってる訳じゃないですから。
完成品一つにつきいくら、とか、グロスでいくら、とか。

さぞかし一日中曲を作りまわっていたらボロ儲けだろう・・・・って、
それは、24時間某個室で食べつつけていれば、のべつ間もなく結果が
出てくるって・・・そんな事ないですもんね。それは死ぬよ。

なんていうか、芸なんですね。

お題を貰って、一定の時間(精神状態・体調の影響大)経つと・・・
「ポン!!!!!!!」って。

大抵、うっ!って止まっちゃうのはお題に「二律背反」がある場合。
「にぎやかなお葬式」「ビンボ臭い貴族趣味なワルツ」・・・
そんな注文ある訳ないっしょ?って思われる人多いですけど、実際
「ジョーズみたいな、おちゃらけたシーン」とか・・・。
大抵「楽器の編成がジョーズ」か「おちゃらけた編成の楽器が無理矢理
ジョーズみたいなフレーズを」かどっちかなんですけど、問い合わせを
し直さないとアタマの中は「????????」です。

ということで、死にそうな顔色で働いているというより、マクラの下に
五線譜ひいてゴロゴロしたり、五線譜ダッコしてうたたねしたりしてる
ので、心配は御無用なのです。

ただ、そういうダラダラと半覚醒時間を過ごしているので、生活のリズ
ムが「あやや」になってるだけなのです。

■ありがとうございます。1999-06-28 (Mon)
うたた寝してて、起きたら3万Hit越えてました。

今、夜食のマドレーヌ食べながら、これ書いています。

一月約6000Hit、一日約200Hit、あんなものや、こんなもの、ましてやアレなものも無い一人芝居のようなサイトを見ていただけている、それだけで感動です。

記念にちょっと、もう時効かなというようなことを書いてみたいと思います。

久遠の絆の設定原画集のインタビューで加藤監督が、BGMの音質云々のコメントをされています。とにもかくにも音質を維持したかった云々・・・と。

今、私の手元に、久遠の絆に関する感想の一つがあります。

「久遠の絆はBGMを優先してシステム環境を犠牲にしている面がある。製作者のバランス感覚はこれで良かったのか否か」

まるっきりの引用はイヤなので、大意を書いていますが、まぁ、そういう内容です。

ワタシの出した結論は「これで良かったんだ」です。
前にも書いたことありましたが、ネット上のゲームレビューで、音楽9点、システム6点って書いてあったら、音楽から2点引いて、システムに加算して考えて欲しい。それがワタシの考えです。
見事にエゴを押さえた立派な仕事をしてもらった。だから+2点。

製作者のバランス感覚って何でしょう?
それはプログラムを見るものでも、システムを見るものでもないと思っています。

同じく原画集のインタビューでFOGの宗清社長が以下のコメントをされています。
「バランスの取れた完成度の高いものを低予算で作っても、これはホントにつまらないものにしかなりませんから」

小さな会社が作った、バランスの良いものって、チマチマとしたもので、BGMがエレクトーンというのが多いという印象を受けます(個人的に)。

久遠の絆を制作するにあたって監督とワタシの目は外側を向いていました。
「良く似たシステム(ママ)のゲームがPCソフトで存在する、それに対して恥ずべき事がないクオリティを維持するためにはどうしよう」
そういう考え方だったと思います。

予算、納期、そういうものを「壁」として認識した上で、「商品」として「さぁ見て下さい」と出せるものをどうやって作ろうか・・・と。

その上で、検討を重ねた結果BGMのクオリティを削ることが出来なかった。

音楽に予算を5倍ほど掛ければ、内蔵音源で似たものは作れるかもしれない。それでも「似たもの」であって、全く同じではないでしょう。

極論すれば、ワタシの出したサンプル「久遠の絆」でGo!を出した時点でプログラムサイドには「これを可能な限り音質劣化なしで再生すること」という目標があたえられたのだと思います。


システム6点
シナリオ6点
グラフィック6点
BGM6点

こういう評価を受けるゲームの内容については、皆さんが良くご存知だと思います。
で、作る側にもストレスが溜まります。
「もっと予算があったら」
「もっと期間があったら」
「もっと人員を割けたら」
「あぁ、大手のメーカーにはどうせかなわないし」

そう思いながら6点6点6点6点・・・のゲームを作りつづける。
それって面白くない人生じゃないでしょか。

そういう不満を漏らす人には、「じゃ、大手に転職したら?落ちたら、もうこの業界止めたら?」って言ってしまいます。

で、大手へ行って8点8点8点8点・・・のゲームを作ったら面白いか。
9点9点9点9点・・・なら面白いのか。
個人的な感想ですが、全然面白くない気がする。


今、ワタシは18禁のゲームのBGMを制作しています。
Hなアニメしたり声優さんが「たっぷり」喋るのが「売り」なので、BGMにはリソースを割けません。
ですからBGM演奏はMIDIになります。
サウンドブラスターでも、SC88Proでも、ソフトウェアMIDIでも違和感が最小限になるように作る。

演奏される音源の値段の差は安いものと高いものでは20倍を越えます。
その「壁」のなかでどうBGMを構築するか。それが仕事の醍醐味です。
GMの音の中で、何がバラツキが少ないのか。バラツキを少なく感じさせる方法はどんなやり方があるか。
実際の同時発音数は10音を越える程度。それでどうするのか。
一般にホビーでMIDIデータを作られる方とは全く違う「壁」に体当たりをするようなものです。
でも、その中で最良の方法を考えていく。それがお仕事。

声優さんの声、DATで10本とか来ますので、CD一枚に普通では入りません。でも入れないといけない。
音質を落としていくわけですが、どうやって音質を落とすのが最良か。
そういう注文に応じて、色々な方法を考えます。
つい最近、トリッキーな方法を考案しました。ファイル容量あたりの音質は、群を抜いていると思います。チェックしてて「これだけ容量減らしてこの音質かぁ?」って感想が出ました。完成したときホント嬉しかった。

声優さんだって恥ずかしいかもしれないけど「ハァ、ハァ」ってHな声だしてくれてる訳ですよね。ま、お仕事ですけど。
でもその声の艶とかカスレていく風情、それが「売り」なんですから、妙なノイズが「サァー」って被ったら、もったいないじゃないですか。

で、必死に「オイシイ」音質を壊さないようにアタマ抱えてのた打ち回る。
それも、また楽しい。充実してる。

あやややや・・・。なんか話がズレてきました。

「最初にリソース(シナリオやグラフィックや音や声)あり」なんですね。
で、そのリソースに企画サイド指定の重みがついてる。
その重みの配分を変えないように、どうやってリソースをまとめあげるか。
それが、「ゲームのお仕事」なんじゃないかと思います。

プログラマって、プログラムをつらつらと書いていく、それが仕事の目的ではないと思うんです。手段ではありますが。
リソースをまとめあげるのにアタマ抱える。
こっちを立てればあっちが立たず。その中で、判断して、決断して、悩んで、そして解決策を考える。「壁」にタックルしまくる。
そして最後にまとめあげた喜びがやってくる。

そんな、人間的な、ホント人間的な仕事だと思うのです。

最初から6点6点6点6点・・・って安全な枠を決めて、後はその規格のデータが出てくるのを待つ、そんなもんじゃないと思うのです。

って・・・偉そうなことを・・・。酔っ払いの戯れ言かも。

でも安全な枠を決めてっていう仕事、楽しくないですよ。

■打ちます、打ちます・・・1999-06-28 (Mon)
って、ヒロポンじゃないんだから・・・。

打ち込みですね。ハイ。軽快にやってますです。

キャベジンを砕いて飲むのにも飽きたので、キャベ2を買いに行く。
行きしなに、何気に宝くじの換金。
あややややや、3000円が2枚当たってますがな。

月末にこれは有り難い。ちょっと体力弱ってるし。

ということで、今日の近所のスーパーの広告によると目玉が「一番良いステーキ」だったので、全額それを買い込む。

うはははははは、禁断の霜降りの高価な肉をボコボコと買い物カゴにほうり込む快感。うへへへへへ、主婦が白い目をしてこっち見てるや。

あたしゃ、近所の奥様みたいにポテチ買ったり、ポテチ買ったり、ポテチ買ったりしないから、たまにはこんなことしても良いの。

いつも、質素に質素にしーーーーーーっそに暮らしてるから良いんだよ。

でも、目玉がそれと知っているということは、毎日、広告のチェックをしてる訳ですね。あぁ情けない。

帰りに実家に寄っておすそわけ。肉を見て母親が驚く。盗んできたんじゃないって。

何も悪いことはしてないと言うのに。宝くじが肉に化けたのです。あう。

さぁ、とりあえず、体力が危険になったときの備えにおいてあった焼肉をチャーハンに乗せて、食べます。食べます。

うひひひひ、これで体力は大丈夫。

さぁ、打ち込みを続けようっと。

■それを言ったら・・・1999-06-29 (Tue)
つい先日、愛用のギター「ブラウニー」をオークションで5千万だか6千万で売って、それをアル中治療施設に寄付したエリック・クラプトンがサンデータイムスとの会見でアルコール依存症であると告白したそうな。

曰く、
「自分が何者だろうと自問すると『アルコール中毒』という答えがぴったりだ。」
「もう自分を音楽家とは考えていない」
・・・・らしいです。

判るような気がします。クラプトンは、いつもライブのメンバー多いです。
多分一人だけでステージにシラフで上がるなんて出来ないんじゃないかな。

凄く繊細なのに、豪放に見えることを強要されていたのかもしれない。

セッションでステージ上がると酔ってブチ切れる事が多いワタシはそう思います。

でも、アル中と音楽家の&&(アンド)はありうるから・・・。

静かに酒場で聴くようなブルース、クラプトンには続けて欲しいですね。

周りがそれを許さないのかなぁ・・・。

クラプトンのアンプラグド、あんまり黒っぽくないんですよね。

ワタシの方が黒っぽいかもしれない・・・と酔った勢いで言える程度かな。

クラプトンが憧れてて、今まで出来なかったデルタブルースとか・・・。

そういうのをする、良い機会になったら嬉しいなぁ・・・・。

って、ナマイキを言える柄か、ワタシは。

■久しぶりにオレは怒ったんだ・・・1999-06-30 (Wed)
NTT「滅」。

1万五千円やとぉ〜。

「5千円程度で」という見積もりに1万5千円。

「あ、オヤジ、ちょっとツマみながら飲むから3000円ぐらい握ってよ。」

「あいよ。」

「じゃ、お勘定。」

「9000円です。」

これで怒らない方がどうかしている。

いや、怒ってはいけないのかも。1万5千円と脅しておいて、1万にする腹かも。

「じゃ、1万円に負けといてあげるよ。」

「うわぁーい!」

うわぁーい、じゃないっ!それでも倍やんけ。いざというときの為に怒りは取って置こうっと。

1万5千円だと、一日2時間半掛けないと元が取れない。

1万円でも、1時間40分。

それを昼間に。


NTTは、インターネットに接続している人間の何割が家にいるか考えてるのだろうか。

通話料を下げろという圧力が、ケチくさい水準の話だと思っているのだろうか。

アメリカさんは不景気から立ち直って絶好調です。

クルマがバンバン走って、ビジネスしまくってます。

その「道路が細くて、通行料が天井知らずに高い」と言ってるんだだだだだだ。

これは、国家の存亡をかけたレベルの提言なのだ。

中途半端なテレホーダイを実施して、技術者中心のネットワーカーの生活時間をズラして、睡眠不足での能率低下の損害を計算してみたことがあるのかぁぁぁぁぁぁ。

昼間に比べて回線に余裕がある時間帯だからテレホーダイ。

それは、電話中心の考え方。今や、電話回線を流れる情報は、データに中心を移しつつある。

昼間は企業活動が・・・。重くて内容の無い企業のホームページから発進されるデータ量と、全部丸○しあややややなデータのダウンされるデータ量のどっちが多いんでしょ。

「いきなり重くなったら、同じサーバーにエ■が出現したと疑うべし」はネットワーカーの常識じゃあああ。


収入が減収するから、1万5千円。

インターネットの普及率が上がったら、その分まとめてドカンとはいるだろうががががが!!

しかも、「いままで儲けすぎカモ」という自省の考えはないのか。


見解を一言で言うと、そういうサービスを提供すると、学生や学生や学生や自営業者や自営業者や自営業者が昼からUOに繋ぎっぱなしとかして、寄生虫のようにはびこるだけで、一般人は、大して恩恵を受けないんだから、マニア向け値段にしとこうか・・・というのが見え見えなんですけど。


もう再度の勧告に、思い切った答え返ってこなかったら、電話見限っちゃいましょう。

政府で郵政省、通産省、文化庁、建設省あたりで共同戦線張って、日本中どんどん掘って掘って、光ファイバー埋めまくって、NTTと無関係な通信インフラ作っちゃいましょう。
氷河期とも言われる土木業界ですけど、ちょっち勉強してもらって、工事の精度を上げてもらいましょう。
どーせ、今の間にそういうグレードの工事の実力つけていかないと、21世紀でコケるって。
大きな橋やなんか作る技術はもういいから、mm単位の狂いも許さないような、世界一の土木技術つくっちゃいましょ。で、あとで、その技術を世界に輸出すればいいじゃん。
それならしばらくは安泰だ。

県庁所在地どうしをT(テラ)クラスの回線で結んで、市町村にはGクラス。
東京〜大阪間には、バックアップと予備も用意して。

そんだけしときゃ、天災でどっかぶっちぎれても、致命的にはならないでしょ。

公園掘って、埋め直すような工事するんなら、それぐらいやってよね。

■いよいよ・・・・1999-06-31 (Thu)
6月31日です。(激爆)

皆の衆、準備は良いか・・・・。

意味の分からない方、申し訳ないのです。

確か日記の2回目あたりに予告したネタなのです。

■さすがに3食・・・1999-06-32 (Fri)

ずっと作るのはタマランので(大抵2食だけど)、ほか弁のお世話になることが結構ある。

大抵チェーン店だが「独立系」の穴場を探すというのも楽しい。
元チェーン店があったけど潰れて、その跡に入ったところとかが案外イカス。

前にもちょっと書いたかもしれないが、「から揚げ弁当」のウマいところは大抵「当たり」だと思うのだけど。錯覚かな。

材料の質を落とそうと思うと落としやすい。なんかアブラばっかりとか。
やたら皮が多いとか。

揚げ物の中で揚げるテクが一番難しいと思う。
熱を入れすぎると身がカチカチ。かといってヘロヘロの温度で揚げると皮クニャクニャ。アブラベトベト。

自分で揚げるときは最後の1分ぐらいで油の温度を上げると、カラッと揚がるような気がするんだけど、錯覚なのかも。

ただ、油の温度上げ過ぎるとコワイしなぁ・・・。

今のところ、満足できるところは1件だけ。それ以外は「なんだかな〜」。

それ以外のところでは、トンカツとか、ミンチカツとかノリとかシャケとか、無難なのを選んでおくことになる。

トンカツやミンチカツでは気にならないのに、から揚げだけ気になるのは不思議なことですねぇ。

ちなみに「きっちりハズレ」なトコではハンバーグも不味いから避けるのが可なのです。アレはどっかのチェーン店だろうな。

なんで、こんな話題にしてしまったかというと、今日、ゴハンが中途半端な量で、弁当を買ってくるか止めるか、10分悩んだからなのです。

きっちりビンボー性なワタシは止めました。だから、なぜかオナカが空いてきたよぉ・・・・。

ヨーグルトでも飲んで、アキラメようっと。

■ほんの少しの、ささいな・・・でも・・・1999-06-33 (Sat)
ということで、この暑さになると、家でミソ汁を炊けなくなる。

ヒトリでは、消費しきれないのに一日で「あやややや」になってしまうのです。

で、新しい悩みが出るのです。


ゴハン炊けた、オカズが出来た、野菜もOK・・・。
ここで、インスタントの味噌汁にするか、カップスープの類にするか悩むのです。

オカズがハンバーグだと、「ハンバーグ定食」か「ハンバーグセット」か。
この最後の一撃で、確定してしまうのだぁぁぁぁ!って、大した事ではないですけど。

というか、ホントはハンバーグにかけるソースを作ってる時から、悩んでるんですけどね。
定食だったら、あっさりソース、そうじゃなきゃこってりソース・・・って。

田舎のドライブインで食べたエビフライ定食は、はっきりしゃっきりウスターソースで食え!食えったら食え!
そういう感じで、タルタルソースとかにううつを抜かしていなくて良かったのです。

明日のアナタは「定食」、「セット」どちらを選びますか・・・とフリながらさりげなく話題を・・・。


で、世の中には「パロディな曲」というのが溢れかえっているのです。

「パロディな曲」作る方も苦労してるみたいで、原曲のイメージ残して、メロディを違うようにするために、また別の曲を組み合わせたりして、違うテイストにするのに必死なのです。

ところが、それを「パロディな曲」と知らない方もいる訳でして、そうして巡り巡ってウチに「その曲のパロディみたいな感じで」と注文が舞い込む訳ですね。

で、「パロディな曲のパロディ」ということになるんですが、どんな風にいじっても、その曲に入ってる元ネタの、どれかに引っかかるんですねぇ。あぁ、怖い。

で、「あぁ、元ネタなんか知らなかったら良かった」とアタマを抱えるワタシなのでした。

あーーーうーーー。

■楽器の値段1999-06-33 (Sat)

某BBSでSC88Proが2万割れという書き込みを見た。

ホンマかいな。もしそうなら、買っとこうかな・・・と一瞬思ったけど、ま、落ち始めてまた値段が上がることもないだろう・・・と思ったので、棚上げにしておく。

ホントはミキサーのチャンネルが足らないんですけどね。


これがギターやアンプなんかだと、そんな悠長なことは言ってられない。

これは!と「クワッ!」と目を見開いてしまえば、後は良心と物欲が火花を散らしつつカットウが始まる訳だが勝負は大抵見えていて物欲の10勝4敗というパターン。もうそうなれば「買います買います」と言わないと次ぎ来た時には大抵残って無い。

もしくは、オソロシイ事に値段が上がっている事もある。

もう4、5年前、ある店で、45万ぐらいでとあるギターが売っていた。いやぁ、それはもう見事なギターで、恐ろしいことに、ワタシはそのとき新しいコンピューターを買うべく40万そこそこの現金を持っていた。
この時はさすがに、「仕事の機械は生きる基盤」と物欲をねじ伏せたが、次の週に行くと値段が70万になっていた。それぐらいの値段が付いてもおかしくないギターだったから、妥当ではあるが、ちょっとクラクラしました。
ちなみに、今なら150万の値段が付くでしょうね。


逆に、とんでもない買い物をすることがある。
外見上の違いは無く、材料のちょっとした違いで値段が3倍近く異なるギターがある。
まぁ、とある材料が枯渇してしまったということなんですけどね。
で、ワタシの友達がある店で、値段を付けるのを間違ってるのを発見した訳です。
「これ●●万円ですか?」
「はい。そうです。」
「△△万円になれへん?」
「うーんそれはちょっと。」
「・・・よっしゃ、買うた。」
で、●●万円で買ったギターは市場調査価格はその3倍。

ここで、「これホンマに●●万円でええの?」とか聞かないところが芸が細かい。
そんな言い方をすると、店長とかが出てきて、もう一度調べて、間違いに気づいて「あっ、すんません間違いでした」という恐れがある。
しかも、「△△万円になれへん?」という神をも畏れぬセリフ。
これで、「ま、妥当な値段やけど、ちょっと負けてくれへんかな」という「さりげな度」がさらにアップ。
うーん、悪魔のように芸が細かい。

この、「もう喉から手が出るほど欲しいの。欲しいのったら欲しいの、ああーん」という気持ちを悟られないように軽く端数を切って値切る芸は、簡単な割に応用範囲が広いのでワタシも利用させてもらってます。


なんで、こんな話になったんや・・・。

そうそう、楽器の値段ですね。ビンテージとかプレミアとか、そういうのが付くと、まぁ上に書いたように激烈な生存競争が起こるということですね。

音源関係は、そういうのが無くて良かったな・・・と。

まぁ、それでも、アナログもんは見つけたら、即決めないとダメなんですけどね。

オニのような値段が付かないだけマシでしょう。

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