『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2000年08月-

■風雨来記・・・2000-08-27 (Sun)
の第一報って、解禁になって、雑誌にもFOGさんのHPにも出始めましたね。

作曲関係は終りました。

何を考えて作るのかっていう事、自分でも模索するんですけど。

どうにもこうにも「風雨来記」じゃないと駄目やね・・・と。

「久遠の絆」の曲と差し替えて違和感が無いんだったら、旅ゲーのBGMとして失格やな・・・と。

「久遠の絆」の場合は「ある時代」とか「ある想い」とか要求されたわけですけど、今回は「ある場所」というか「ある空間」というか・・・うーん「空気」を要求された訳で・・・。

だからこそ、「簡単に差し替え可能」だったら情けないんですわ。

で、その「空気」っていうのが「北海道」であり「バイク」なんですよね。

これが、聞いた瞬間「沖縄の浜辺で、トロピカルドリンク飲みながら、沈む夕日を見ながら、ヒトツになる影」とか思い付かれると、作った側としては「あっちゃー」な訳で・・・。

もう真言のように「北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道、北海道・・・」と唱えつづけながら曲を考え続けて。

あー○印の事件の前に終って良かった。思考にノイズが入るとこだったわぁ(←それは違うと思う)

まぁ、そういう風に唱え続けても、「自分の思考というか志向の限界」はあるわけで、全身に「北海道」という字が模様で入った浴衣を着ても、顔まで変る訳はない。

でも来てる服で気分は変るやろう、そう信じよう・・・そういう仕事やってるんですね。

次の注文のお題がいきなり「香港」「カンフー」「テロリストが略奪したミサイル」だったら、また「香港、カンフー、テロリスト。香港、カンフー、テロリスト。香港、カンフー、テロリスト。香港、カンフー、テロリスト。香港、カンフー、テロリスト。香港、カンフー、テロリスト・・・」と真言を唱えながら、ラーメン食べながら、毎日七言絶句の書を一枚書いては、スタジオに張り・・・ってなことするんでしょうか。


まぁ、18禁の時は「×××、××××、×××、×××××・・・」とか唱えると近所から通報される恐れがありますのでしませんが、少しは妄想に浸る訳です。
ただ、本人の思考というか志向というか嗜好の許容範囲内というのもありますので、×××は駄目でも××××はOKとか、そのあたりは、慣れてる企画者とは暗黙の了解が出来てる訳です。
「××××、××××、××××、×××!」ゲッ×××のこと考えてもた、ペッペッペッ!とか(爆)

考えれば考えるほど、なかなか、ヘンな仕事やなぁ・・・。



■それは夢の中・・・2000-08-28 (Mon)
「いや、彼女が巨大化して、下着がなぁ・・・オマエは上みるな上、俺のもんじゃぁ。」

「で、急いで帰りしなにクルマで女の子をハネたぁ?オマエそれって犯罪じゃ」
いいの。始末は付けたし。刀を持った少女。いきなりまっ2つになる友人。


ナシを3切れ失敬してきたはずだが、食べると4切れだった。


いやぁ、見事にまとまりがない。やはり、眠りながら書くのは無理だなぁ。

というわけで、強烈な睡魔に襲われているのですが・・・。

ここから先は、ゴハン中の人はご遠慮下さい。


















いいんですか?























本当にいいの?


じゃ、3


ポン。
昨日、生まれて始めて、カビた生卵を見ました。

あれってカビてるのか、腐ったのか。

黄身が、金魚のフンみたいなふか緑色をしてる。

ハムエッグ作ろうとしたアタシは腰が抜けました、ハイ。

驚いて、残りのタマゴと作りかけのハムエッグを封殺して、ゴミの処理場に走ったんですけど。

で、フライパンとか、その時触ったものすべて、熱湯処理して。

タマゴが腐るって、もっとこう白身と黄身が、グジャグジャに中でなっているっていう予感はありましたが。

あれまでのものとは知らなかった。

あれは、そう、記憶に強制的に書き込まれるような類の悪夢ですね。

■ふみーーーーーん・・・・2000-08-29 (Tue)
・・・ってさっき夢の中って書いたの誰だよ。

そう言いながらも不眠は続くよどこまでも。

積みあがるビールの空缶。

ゴミ箱に山をなす胃薬の袋。

さて、どうなるやら、現在8時前やっと睡魔が襲ってきたんだけど。

うふふ・・・襲うならいい夢みせてね・・・って何を考えてるんだぁああ。

うん。でもどうせ見るならいい夢を・・・。

いい夢の具体形が浮かばなくなって久しい気が・・・。

具体形が浮かぶ間は毎晩「いー夢みますように」とお祈りしてから寝ること。

そうじゃないと後悔するよー・・・って誰に向かって言ってるんだろ。

■えーっと・・・ほれほれ、2000-08-29 (Tue)
最近、新聞に出なくなって名前をわすれかけたナップスター。

ホレホレ、プログラム版も出てくるでぇ、と書いたらちょっと前の発表やけど出す予定らしい。
しかも、インテルさんや、IBMさんが提唱していてマイクロソフトさんにも参加を呼びかけているとか。

ご丁寧に新聞に書かれている図を見ると、サーバが無くなって、クライアント同士でやり取りをする簡単な図。
しかもそれが数百台から数千台繋がるという。


・・・『おかしい』


サーバオンリーを否定してその上にエンタープライズサーバとしての大型コンピュータを想定したIBMのシステム政策から外れてる。

IBMはTOP500の企業への販売を伝統的に重視している(という話だ)。

が故に、クライアント−サーバコンピューティングでも実質的には百〜千台単位の接続が必要。

それについて、数十台単位のクライアントを管理するサーバ、そして、そのサーバの管理をするエンタープライズサーバという構成を提唱し、そのエンタープライズサーバに大型機の”サミット”9000シリーズを使うというのが、「お勧め」の構成のはず。


・・・『やはりおかしい』


何かある。

そうでないと、一台に「ウソファイル」例えばディスク破壊するWord.exeというのが入ったら、
『死なばもろとも』
になりかねないこんな環境を許すはずがない。

結局「構成上の位置」としてのサーバは無くなっても、「システム保守上」のサーバというのは、安全性、確実性共にガチガチのものを用意するしかない。


低価格高機能の「ハイエンドっぽい」パソコンが、「それなりに」サーバをしている状況から、ワークステーションクラスのサーバに移行して欲しいということだろうか?

確かに、新聞の図によれば、一台のサーバに数台のクライアントが「ぶら下がっている」図から、「横並びで相互にデータをやり取りする」図に変っている。
いかにも、ほらほら、安くて済むんですよぉ、というような図。

しかし、実際の運用になれば、横並びの一番端が「システムの防御壁」として特権化されるのではないだろうか。

そして、それに対する「保守」は専門家任せというか、定期的に回線を通じて、メーカーが行うってやり方が考えられる。

何しろ大型コンピュータは「売るほど」持っているので、そういう事には事欠かないだろう。

ううむ、そういうサービスのあり方もあるんやろうか???



インテルさんのウマ味はどこにあるんだろうか。

いわゆるサーバ専用御用達なCPUのラインは地味な存在ではあります。

一時期ペンティアムProが一般ユーザーにもてはやされた時期はあるが、あれはラインの隙間に足がはさまったような「狂い咲き」状態であり、今のペンティアムXenonは「物好きが買う高嶺の花」な存在で、価格と性能のバランスを考えるとペンティアム3を選択するのが大多数のユーザーであると思われる。

しかし、その高クロックのペンティアム3もAMDのAthronの猛追撃を受けて、「今までに無かったほどの危機的状況」が出来上がりつつある。

うーむ・・・サーバ用の新しいアーキテクチャーのCPUの「立ち上げ」に利用するのか、それとも信頼を失ったチップセットにそれ向けの新機能を組み込んで巻き返しを図るのか・・・謎ですねぇ。

一時期盛り上がったインターネット用のBOXというか、それの形を変えたモノなのか??



マイクロソフトさんを誘ったとして・・・ソフトの細かなバグフィックスやバージョンアップをオンラインで行うことによって、大願成就、文字どおりの「ネット企業」の覇権を掴むのか。

世の中には、そういうものをリリース後にすぐに使い始める「管理人さん」タイプの人と、管理人さんを人柱にして安全を確かめてから使い始める「ワタシのような畜生」タイプの人間(はうっ!)がいるのですが、「みんな揃って人柱」な状態は、善しとは思いませんけど。


「こちらが欲しいと思わない」ものは送り込まれない筈なんですが、最近よくある食品のアレのように「欲しいと思った」ものに色々混じっているという可能性はどうしても否定できない訳で・・・。



なんか、この「プログラム版ナップスター」のこと考えると『使徒侵入』とやけに大きな明朝体がアタマのなかをチカチカするのです。

で、「どれぐらいメーカーさん本気なんやろうか?」と思うのです。

で、最後に「これはきっとゼー▽の陰謀で」というワタシのアタマの中身相応な妄想へ収束していくのです。


「と、いうことは、バージョンアップの繰り返しを促せば良いんですね、先輩!」

その先に「パターン青消滅しました!」となって、途方に暮れる自分の姿が見える訳ですね。

とほほほほほ。やっぱりそういう風に落とすんかぁ・・・最低だ・・・俺って!
(↑それはワタシのスケジュールにないし全然違うと思う)


■目の前に広告・・・2000-08-29 (Tue)
ほかほか弁当が宅配を始めた。1回200円
宅配の寿司。
丼。
釜飯。
配達料金は無しだけど1500円から。

この広告で「とびっ子」が判らなかったんだよな。
どうやらやっぱりトビウオのタマゴでインドネシアあたりが産地らしいけど。

魚のタマゴ=北の海という感じからは外れるなぁ。

なぜか、検索するとメニューにある店が北海道だったりするから怖い。

確か米軍のサバイバルマニュアルにも南の海の魚のタマゴは食べるなと書いてたような記憶が。


元々外食が嫌いなんですけど、どうしてキライかっていうと、なんか圧力を感じるんですよねぇ。

グルメブームとか、テレビで食べ物の特集やり始めてからとか、こう店員さんに「働いてるぜぇ」っていう。

ワタシには、キノコ類一切駄目、命を大事にしたいなら出来るだけ離れておきたいという致命的なアレルギーがって。

頑張られても、煮込んだソースの中にマッシュルームでも入ってると、「ハイ、オシマイ」ですから。
俺様の作ったものが食えねえって・・・って言われても、アタシャ命が大事だよ。

アレルギー、一切無い人は、判ってるようで全然判ってないですからね。好き嫌いの一種と思ってる。

見てる目の細かさが違うというか。

ソバのアレルギーの人が、フランス料理でわざわざそば粉は入れてませんっていうクレープ食って・・・死んだんだったっけ。

そりゃ、それ焼く前に、そば粉入りのクレープ焼いた鉄板で焼いたら、いくらタネからそば粉抜いたって、少しはそば粉が付いてて当たり前だわ。

そしゃ、目の前で山菜キノコ丼作ったオタマで卵丼作られても、ワタシ冷や汗かいて、どうやって店員を怒らせずに逃げるかで手いっぱいですがな。

その時に、俺はキノコ類一切アレルギーなんだ、作り直せって言って、おもむろに作り直させてしっかり食べる事の出来る人もいるらしいけど、アタシャ無理ですね。作り直しなんてしたら、それこそ針のムシロです。

まぁ、そういう事で、食べ物屋さんの圧力というか、昔から少しずつ上がってきてるような気がするんです。

元々テンションがかかってたから、強弱に敏感というか。

だから、これだけ宅配が流行るのかなぁ・・・と。

ゴハンを食べる事に感謝はすべきですが、道徳の一部とは違うので、食べたいものを食べたいだけ、食べたいように食べて、栄養のバランスは自分で気をつけるべし、でいいんだと思うんだけど。

多分、第二次世界大戦後の食糧難の時代の学校道徳と、飽食の時代の「食のパフォーマンス化」が合わさって、何だか判らない圧力になってるんだろうなぁ。


ハイ。ワタシ宅配の味方です。
自分の家で食べたいだけ食べて。少し残しておいて、またオヤツ代わりに食べて。

あぁ、美味しいな。
それでえぇやん。


■F3散る・・・2000-08-30 (Wed)
って言ってもモータースポーツじゃないっす。

NIKONのF3が生産中止になるという話。

まだ売ってたんかいなという感想もあるが、いよいよかという感慨もある。

そう言えば、会社勤めのときの最後の作品の立ち上げ時に取材があって、カメラマンとちょうど前日に発表があったばかりの「F4」の話をして盛り上がった記憶がある。

そのF4も今は退いて、F5が最高機種ですか。

なんか、デザイン見ても、F3に鎧兜を着せたという感じで、F3のデザインの先見性が感じられますね。
F3が最初のガンダムでF4、F5は色々名前が付くガンダムというべきか。

たしかデザインはジウジアーロでしたっけ。


対するCANONのHP見て驚きましたけど、もう全機種EOSやねんね。

F−1だけは置いておくかと思ったけど、ミュージアムの陳列品になってました。記憶の中へ。

デザインということで言えば、Tシリーズ以降、T−90とか、T−80とか、好きにはなれなかったですねぇ。ただ普遍的なよく出来た配置であることは、明らかに影響を受けているNIKONのF4、F5のシルエットを見れば明らかですが。

質感は全然違うけどね。それはNIKONの意地でしょうね。

でもカメラに手が吸い付いて指を勝手に固定するものになってしまった感は否めないですね。

手に吸い付くんじゃなくて、手の中でいぢりまわして、意志の力でエイッって固定する快感。

ノストラジーなのかもしれないけど、手になじんで、手がカメラの形を覚える快感。

パッっと構えた指の中に寸分無く収まる快感。

枕元において、パッとホールドしてまた元に戻して。

なんか拳銃に共通するところがあるんでしょか。
そんなもんは古いんでしょうけど。

F3、頑張ったね。手の中で転がせる最後のプロ用機。

やはり名機だと思います。内容もデザインもすこぶるの。

みんな言うだろうけどね。

もう時代の幕が降りたのかな。

後は・・・ペンタのLXがまだあるか・・・かな。


■一仕事終えて・・・2000-08-31 (Thu)
缶コーヒーを買いにてこてこと近所の110円自動販売機に行った。

一本を半分ずつ、カフェオレにして飲む。

「コーヒーの鬼」と言われたワタシの今じゃ最後の楽しみですわ。

両親の住むマンションの前に救急車が来る。
驚いて、駆け込む。

今、実家はリフォーム用の建材アメアラレ状態で、父も母もけつまづいたら骨の一本も覚悟状態やから。

どうやら違う部屋の人やったけど、それで安心する自分がイヤ。

救急車を呼んだとおぼしき部屋のオジサンに、「どこの人ですか?」と聞かれ、「×××号の××です。近所で遅くまで仕事してるんで、心配になって。」と答える。

「あぁ、そうですか××さんところの・・」と答える声の穏やかさに、ますます自分がイヤになる。

どうか、救急車で運ばれた人に何事もありませんように。

■飲んで・酔って・・・2000-08-31 (Thu)
寝ることもあったりして。

500cc、一気に飲むとやっぱり安らかに寝てしまいますね。
ちびちび飲んでいくと2リットルぐらい飲んでしまうのに。

まぁ、温厚なワタシでも腹の立つことはあるもので、そうすると、んぐんぐんぐんぐと一息にイッちゃいます。

で、半酔い状態で管理人さんの家に電話を掛けてキケンなネタを書き込んで良いか迫るという。

ここは「噂の真相」ではないので却下されてしまいました。トホホホホ。


今日は、外出を誘うような天気でした。
小雨が降りながら、お日様も雲の陰から顔を出すという。

さぁおいでさぁおいで・・・と。

ここで、雨がほとんど止みそうだ、と外出するといつものアレになるんですよねぇ。
急に降ってきて濡れネズミ、急いで帰って来た頃にはワタシを嘲り笑うように晴れる・・・と。

出ちゃ駄目だ、出ちゃ駄目だ、出ちゃ駄目だ、出ちゃ駄目だ・・・と真言を繰り返して出なかったら、雨が降らなかった。

ここは一発、水不足に悩むお百姓さんの為に、自転車で出るべきだったのかしらと思いはしますが、さりとて、ノドがカサカサな今、この上妙な風邪をひくのはまっぴらゴメンなのです。


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