『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -1999年05月-

■オナカ様のお怒りも・・・1999-05-26 (Wed)
少しマシになったので、管理人さんと日本橋へ。
テコ
テコテコ
テコテコテコ
テコテコテコテコ(ひたすらlain歩き)

うわぁぁぁぁぁぁぁ・・・・またヤッテしまった(爆)

以上。

あまりのバカさかげんにオナカ様はまたお怒りだ。とほほほほ。

■甘かった・・・。1999-05-27 (Thu)
オナカ様は次いで胃さま、頭痛さま、肩凝りさまを味方につけて
ワタシを責めているのです。

あーうーー。頭痛さまにクスリ攻撃をすると胃がアレ(荒れ)に
なるので、フトンで丸くなって、お怒りが静まるのを待つしかな
いのです。

一日一食軽く食べて、あとはヨーグルトさまやリンゴジュースさまを
すすりながら生きていくワタシって・・・。

うーむ、完全に包囲されているような気が・・・。

■「開き直り」か「居直り」か・・・1999-05-27 (Thu)
数日前の新聞に出てたこと。

接待と不倫疑惑で退職した「法の番人」たる人の話。

退職したら、非難が止んだのはおかしい。法を犯したのなら、追求し続けねばならない。犯してないのなら責任を問う必要もなく、辞める必要もない。
法治国家の論理はそうだ・・・と。

「世間を騒がした責任をとって辞める」

ニューヨークの弁護士曰く、「法に対してどうかが問われるのであって、世間を騒がせるということなら大統領は辞めていたでしょう」

以上のような内容だった。

「甘い」そう思う。
法治国家は法に触れなければ何をしても良い場所なのか。
国家である前に社会であれば社会規範があるのではないのか。

イギリスで、ある閣僚が「疑惑」をかけられて退職。それ以後数十年間の生活を慈善事業にささげて暮らしたらしい。

それを「おかしい」という人はいなかったそうな。

閣僚が名誉ある職であり、名誉を失って以後は地道な回復に勤めたという世界「も」あるのだ。

良くある国会議員の「みそぎ」選挙を「開き直り」とするなら、法治国家云々は「居直り」に聞こえる。

大統領も、検察庁も、普通のサラリーマンではないのだ。通常のサラリーマンを越える収入は何に対して支払われているのだろう。
「特別な社会規範に身を縛られる」、その事に対して支払われているのではないのだろうか。

社会を忘れた国家の居直りが世界標準ではない。そのことは忘れないでいたいと思う。

■それは突然やってきた・・・1999-05-28 (Fri)
電話が壊れた。

留守録が出来なくなった。これはヘッドホンをして作業をするワタシにとっては死活問題だ。原因はテープの駆動部のベルトが切れたこと。

どうしようもないので、電話を買いに行く。

まぁ、FAX付きの電話にしようと思って店へ行く、家電は某Sh@rpと操を立てているが、月末なのでそれでは死んでしまうかも。
余談だが、x68●●●ユーザーで操を立てている人間はきっとかなりの数がいると思う。最終的に赤字になっても「信者」を作った分、モトは取ったと思うなぁ・・・。

安い奴を買おうと思ってB社のを買う。すまぬSh@rp。いつかお金持ちになって30インチでも40インチでも液晶を買うから許してくれぇ〜。
ただあまりに安いので心配になり「ちゃんと電話は付いてますか?」と聞くと「付いてます」とのこと。ついでに「留守録もついてますよね」ときくと「付いてますよぉ」と『今時、留守録の付いてないのなんてあるはずない』という感じで答えが返ってきた。

と・こ・ろ・が・・・・。

おそるべし、自転車ギコギコ家へ帰って開けてまずマニュアルを見ると「留守録機能」は付いていない。とほほほほほほほ。

青ざめて、さっきの店に電話して「留守録機能付いてないので、差額追加で付いてる奴に交換しなさい。しなさいったらしなさい。」と交渉。

再びギコギコして店へ。で、どうしようかと見てみるとSh@rpの機種の横にSANY●の「ほとんど同機能な機種」が2千円安で「うふふ、うふふ」と腰をクネらせて・・・あっイカンイカン。さっき操を破ってイタイ目を見たところではないか・・・。

ということで、無事操を守って帰ってきました。
で、開けてみてみると、なんと子機が付属している。

そこで「うーーーん」と12秒考え込んだ。

実は実家はFAX電話があるが、旧式で、子機が無い。母親は足が悪いのだが、時々掛かってくるオバハン乗りの長電話の最中、電話機の側に立ったままだ。しかも、スキャン部分が傷んできたらしく、送信にヨゴレが乗るらしい。
ワタシは送信するときは100%パソコンだしなぁ・・・・。

よしっ、と今買ってきたFAX電話を実家へ持っていき、設置して実家の「をたっくす」を持って帰ってきた。

まぁいいかぁ・・・・。
一族的には操が立ったかなぁ・・・と納得。

ただ、その一時間後、同じ値段でもう1ランク上の製品が近所のホームセンターで売られている広告を見ることになるのだった。

とほほほほほほ。

浮気は2度祟るのか。
あーーーーうーーーーーー。

■スタジオにとって・・・1999-05-30 (Sun)
イヤな季節がやってきた。湿気は機材によくない。

オニな値段の接点復活剤を使いまわることになるんだろうか・・・。

ところで、最近新聞が分厚い。いや、折り込み広告が多い。
中身をみると・・・不動産、パチンコ、クルマ、ホームセンター、スーパーマーケット・・・。

なんか前者3つはバブルの時と同じような・・・パチンコは違うか。
ゼネコンが破綻して、銀行は債権棒引き、銀行には税金投入。

税金が、チラシになって戻ってきてるんだったら、ちょっとイヤだな。

■音の出口・・・1999-05-31 (Mon)
サントラ掲示板の話題に触発されて、久々にスピーカーの話。

BOSEが出て来たとき、正直言って、ここまで色んなところで見るようになるとは思いませんでした。
狭いコントロールルームで馬鹿でかいJBLのスピーカーを鳴らして、耳を皿のように(は?)してチェックを繰り返していた、当時のワタシには存在価値が判らなかったんだと思います。

マイクセッティングというものがあって、録音はそれから始まって・・・。
ドラムセットのセッティングで1時間近くかけて、シンバルの音を何回も貰って、必死で聴きながらマイクセッティングを考えて、コントロールルームのハシゴを降りて、スタジオに走って・・・。

音を顕微鏡で覗くような作業をしていたワタシには、音楽全体でうまくまとまってれば良いというコンセプトのBOSEのスピーカーの「音楽を見る視点」はあまりに違う世界の出来事だったんですね。

そのころからAVという言葉が出てきて、BOSEは大躍進します。

アナログレコードのパリパリというノイズが判るぐらいの大音量でジャズを流していたJazz喫茶は大型のテレビでレーザーディスクを放映するカフェ・バーになって・・・大きなスピーカーが一対鎮座していたのが、天井からBOSEのスピーカーがいくつもぶら下がった風景になっていきました。
BOSEのスピーカーは元気があるというか、映像と同期したときの躍動感がいい感じです。

誤解を招きそうな表現ですけど、テレビの音声をとことんまでHi−FiにしたものがBOSEだったのかもしれません。

今ではパチンコ屋の天井にも「BOSE」の4文字を見かけます。


それと時を同じくして、スタジオのコントロールルームには、小型モニタの嵐が吹き荒れます。
台風の目だったのはYAMAHAのNS−10というモニタ。
多分、開発したYAMAHAでは、家庭内の使用以外は全く考えていなかったと思いますし、発売時も特に注目を浴びることのない地味な製品でしたが、特性の素直さが評価されてか、級数的に増殖していきます。
このスピーカーをスタジオ用のアンプに繋いでも「飛ばない」ように、ツィーターの上からティッシュペーパーで軽く押さえる「チューニング」が流行りました。

その反響に応えて、YAMAHAはユニットの耐久性を上げたマイナーチェンジを繰り返し、「標準モニタ」としてのNS−10の地位は、揺るぎ無いものになっていきます。

NS−10が標準になった頃、NS−10に不満な「重低音派」に向けて、ツインウーハーのNS−20という製品も出荷され、個人的にも期待したものですが、あれから数年、NS−20を広告で見かけることはありません。

「サウンド&レコーディングマガジン」という業界紙がありますが、インタビュー記事の写真のコントロールルームには9割以上の確率でNS−10が見えます。

もう寡占状態です。

JBL派だったワタシは今でも、あの時JBLがもっと早く手を打っていれば・・・と思いますが、JBLが本気になるには、あまりにも製品の価格帯が下だったんだと思います。丁度その頃、ワタシ自身はスタジオからソフトハウスに職場を移して、JBLという言葉と無縁な生活に入ります。次にその名を見たのはパソコン雑誌でした。

NS−10でモニタされた音楽が世の中に出回るにつれJBLのシェアは落ちていきました。
業務用に軸足を移そうにも、AVの業務用ではBOSEが快進撃。今ではパソコン用の高級スピーカーとして目にする方が多いのかもしれません。

実際にはYAMAHA自身も、名機NS−1000等の高級オーディオが衰退していくのですが、AVアンプやPAの方に高価格帯の製品をシフトさせてゆくのでした。
ちなみにYAMAHAのスピーカーとYAMAHAのアンプは相性が今一つなのが不思議。
SANSUIのアンプの方が合うのですねぇ・・・。
YAMAHA全体で見るとAVアンプの方が伸びたみたいですね。

うーーーーん、懐かしい。

■修羅しゅしゅしゅしゅ・・・・・1999-05-31 (Mon)
ということで、修羅場状態なのです。

体調を崩しても、修羅場は待ってくれないという良い見本なのです。

ということで、思い付かないと「廃●」の世界なのです。

ヨーロヨォーロヤッホッホ・・・・
・・・それはハ●ジ・・・。

というような事を考えて捨てて考えて捨てて考えて捨てて考えて捨てて考えて捨てて考えて捨てて・・・。

うーん、砂金取りってこんなんだったんだろうか???

ということはワタシは山師??

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