『飲んでません・が酔ってます・から書いた』 -2004年10月-

■今年はクマの事件と言うか・・・2004-10-11 (Mon)
・・・被害多いですなぁ。

この季節から冬眠に備えて「食い溜め」をするらしいんですけど、今年の台風で「山の幸」がそっくりイカレてしもうたんで人里へ出てくるんでしょうな。

まぁ、環境破壊やらそういう類の「人災」やのうて「天災」なんで、被害に遭うた人も巡り巡って考えれば「天災」の被害者なんかもしれません。

クマも被害者、人も被害者。

それだけ天災の傷痕は尾を引くもんなんやろかねぇ。

都会に住んでたら、「あぁ、台風過ぎたなぁ、地面も乾いたし晴れにもなったし」で済むもんやけど、ホンマに天災が過ぎたと言えるんは、季節が一巡してみな判れへんのとちゃうやろか?

クマが食べるはずの木の実とかそういうモンは確かに存在してた訳で、それがどこに行ったんか・・・クマが食べ残したり、土の上に落ちたりしたモンを食べる生きモンがこんどは大発生・・・そんな事にならんとは限りません。

それがどういう影響を今度引き起こすんか・・・そんな事を考えるんは学者さんのする事やと思うんですけど、ニュースでも「クマが人里に出てくる理由」で止って、一回も「それから先」に言及せぇへんのは、それでえぇんかなぁと考えさせられるモンがあります。

確かにニュースは「起こったことを少しでも早く」やからニュースやねんけどね。

全部のニュース見てる訳ではないんですが、見ている範囲で「それから先」まで逸脱したモンが一つも無いんも気になるねぇ。

全部が逸脱するのもヘンやけど、逸脱するのが全く無いのもヘンやとワタシは思います。


政治については「これからどうなる、あぁなる」と予想がまかり通ってるんで、「予想」がタブーなんとは違うんでしょうけど、人間のやることのほうが自然より予想し易いんやろうかね。

結局「風が吹いたら桶屋が儲かる」式の予想なんでしょうけど、これについてもなんで桶屋が儲かるんか、2、3種類の理由を今まで聞いた事があるように思います。

今回の場合、まぁ自然の事やから、予想する学者さんによっても百家争鳴諸説プンプンで、大論争になりそう・・・そやから避けとこうか、そんな思惑もあるんかもしれません。

ワタシ自身が「やらんでえぇ事をして話をややこしくする」とよぅ言われる性格なんで、ややこしくなりそうな「発想」をしてしまうんかもしれません。


ところで、同じ山についての話ですが、不法投棄が多くなってるみたいですな。

宝塚と言えば「歌劇団」を思い浮かべる人が多いと思いますが、兵庫県ではあるんですが、大阪から北西へ北西へといったドン突きの部分なんです。

ここで一旦両側から山が迫ってきて、そこを越えたらその先は兵庫の山の中、三田やら丹波、篠山となります。

一昔前は、大阪の商売人の別荘なんかがあったんですが、電車の発達で「郊外の一番端」という事になりました。

今では山を切り開いて住宅地にしたところが多いんですが・・・。

そういうところの間に残ってる山にテレビや電化製品がどんどん捨てられてると家人が電話で聞きまして。

「やっぱり宝塚に住む人は金持ちやなぁ、ポンポン冷蔵庫やテレビ捨てに行って」・・・と。

そらちゃうわいな、なんぼなんでも金持ちでも100台単位のテレビを捨てられる筈が無い。

一軒に2ケタのテレビ置いてる家なんか、あるんやろうかね。

これ、電化製品のリサイクル法以降の事ですわ。

どこがどうなってるんか知らんけど、業者による不法投棄でしょうなぁ。

お上が決めた通りの方法で回収を申し込んで取りに来てもろたら、こんな事は無い筈なんですが・・・。

それ以外の「抜け道」があるんやろうかね。

マンションのポストボックスに入ってるチラシを見るとなんとなく想像は付くんですが、確実では無いんで、書くのは控えさせてもらいます。

こういうのんが「人災」を引き起こせへん事を祈るのみですわ。

「天災」だけでもタイヘンやのにそれ以上無茶をしたらアキマセンな。

■今日はつらつらと・・・2004-10-12 (Tue)
・・・思う事を書き連ねて見ましょか。

リストラという言葉が出始めてから以降、ゆっくり人の口に上り始めて今や当たり前の言葉になった「サービス残業」。

この言い方、よぉ考えると「サービス=タダ」という考え方が基本にありますけど、日本人以外には理解不能なんとちゃうやろか。


世界中の国の中には「サービスも代金のうち」という考え方をしてるところが随分あります。

というか「無料のサービス」なんかあれへん・・・という。

テーブルマナーの本について書かれたものを読んだんですが、かなり自己矛盾を含んでるらしいですな。

テーブルマナー=アメリカ人がヨーロッパの一流レストランへ行って恥をかかんように「紳士淑女のフリ」をする本と言うても当たらずとも遠くないと思います。

ハンバーガーやピザの食べ方についてのマナーの本はありませんもん。

と・こ・ろ・がぁ〜〜〜〜〜〜〜〜。

例えば、一流のレストランへ行って舌ビラメのムニエルを食べたとしましょか。

さぁ、ムニエルがやって来た。

食べる方は魚のアタマはどっちへ向けて、とか構えてるんですが。

目の前で上身をさっと切り分けて、中骨を取って下身だけにしてアツアツのお皿に乗せて出してくれるのが給仕長なりボーイさんの役目。

これなら、ナイフで切ってフォークで食べるだけですがな。

そういうココロのこもったサービスへの報酬として、チップを渡すわけですな。

逆に言えば、そうしたサービスが無いところは一流レストランとは言えん、日本で言えば「料亭」ではなく「居酒屋」なんでしょうな。

そういうところでは常識の範疇で食べたら、別に後ろ指を差される事はない・・・そやからテーブルマナーの本は自己矛盾を含んでる・・・と。

それが当てはまらないところが多分2種類あって、ヨーロッパにアメリカ人観光客が押し寄せるようになって増えた「観光客目当ての店」、もう一つが日本のホテルの結婚式の披露宴とちゃうか・・・と思うんですけどね。

どっちにも共通してるところがあって、ボーイさんが「料理の運び係でしかない」ところやと思うています。

まぁ、前者には行った事が無いんで、言い切るのには抵抗があるんですけど。


で・・・話は「サービス残業」に戻るんですけど、この言葉、「サービス業」をやってる人に対する侮辱、もしくは差別語になると思うんですけど、どうですやろ?

少なくともヨーロッパでは通じんと思うんですけど。

働いている人は「サービス残業」に対して「サービス料」を請求する権利があると思うんですけど、それは過激な考えですやろか?


ここ何日かこの日記の文体が変わってるのんに気付いてる方もいらっしゃると思います。

別に材木屋のごりょんはんやった祖母が枕元に出てきて「あんさん、もうちょっとマシな言葉使いなはれ、ウチがそんな物言い教えましたかいな」と言うた訳ではありません。

祖母は子供を産んでいない(つまり義祖母になりますな)女ですから、男の子の孫が出来たんが嬉しゅうて、あちこちの親戚にワタシを連れまわしました。

ちょっと前のNHKの連続テレビ小説「てるてる家族」のモデルになった家も遠縁やったんで、一度家へ連れて行かれた記憶があります。

あのパン焼いてる「お父ちゃん」と縁続きらしいですわ。


閑話休題。

前の文体では、ちょっとマジメな話が書きづらい事もあったんで、代えてみました。

今は違和感あっても、そのうち慣れると思いますんで、よろしゅうお願いします。

■この世に・・・2004-10-13 (Wed)
・・・絶対ってないですなぁ。

多分、絶対のフリをしてるんが沢山あるんでっしゃろうけど。

そう感じたんは、FDを久々に使う必要があったから。

WinからMacへデータ転送せなあきませんでしてん。

で、周りに転がってるFDを使おうと思って使おうとしたら、「エラーやで(注:大阪弁Windowsは多分ありません)」と。

こら困ったがなとフォーマットしてみると、途中で何度も止る。

最後に結果が出たら不良セクターがある。

お前、ワタシはそんな風に育てた覚えはない、勘当じゃ、出てけ〜。

・・・と次の手近にあったFDをフォーマットするとやっぱり同じ結果が出る。

コイツもまた勘当して3枚目・・・。

これはもうワタシの育て方が悪かったんかと、自分のふがいなさを呪いつつ・・・。

ちゃうちゃう。

別にワタシが肩凝り持ちやから言うて、磁気ネックレスを山のようにして、磁気ブレスレットを何本も手首にハメて、ピッ○エレキ○ンをカラダ中にぎっしり貼ってるわけやおませんで。

ただ置いてただけ。

それで劣化する。

「半永久的に保存できる」んちゃうかったん?

そのための「エラー訂正」ちゃうかったんかいな?

ちゃんと使えるのんを探すのに何度もWinでフォーマットしてはMacで読みの繰り返しでもうヘトヘトですわ。

「・・・・・。」

どうしたん?管理人さん??

「・・・・・・?」

何で新品のFD買うておけへんかったん?って?

こくこく。

そんな事言われたかて1バイトの単価考えたらCD−R買うてしまうがな。

「・・・・・。」

え?それを言い出したら、もうDVD−Rの方が安い、って?

こくこく。

まぁ、最終的な納品もCD−Rやし、どこへ行っても機種何でも読めるモンって考えたらやっぱりワタシはCD−Rの方が「付き合いが深い」んかなぁ。

そんな事言うけど、こないだPCのパーツ買いに行った時「=O{*_*+}〜O=)・・・(*意訳:もうFDDなんかいらんのとちゃう)」って言うたん管理人さんやがな。

「・・・。」

確かにそう言うたがな。

「・・。」

絶対、そう言うたがな。

「・。」

もう「黒いケース買うてパンダと呼ばれるんはイヤやなぁ!と言うたら」そう答えたがな。

ぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱた・・・。

ふぅ・・・今日は勝った。

そやけどこの虚しさはなんやろう。

うふふっ・・・・・・。

■と言う訳で・・・2004-10-14 (Thu)
・・・Z旗が揚がったんで、更新が飛び飛びになるかもしれません。

こういう商売の醍醐味と言えば醍醐味ですな。

新しいマシンが組み上がるのは月をまたぎそうですわ。

まぁ「動くまでが自作の醍醐味」と管理人さんが言うてるんで、そっちの醍醐味も引き伸ばして味わえると思う事にしましょか。

まぁ、こういうのを「パーツの持ち腐れ」と言うのんかも知れませんけど、HDDの値段が下がるんが先か、マザーボードやMPUやメモリの値段が下がるんが先か・・・、それをチラチラ見ながら仕事続けるのんも「味がある」と思います。

PCに「味」を求めるんも何かヘンな感じがしますけど、何にでも味はあり、そして何でも味気ない・・・そんなモンと違いますか?

求める人には「味」が感じられ、求めない人には感じられない。

何事もそんな気がします。

「求めよ、さらば与えられん」という言葉がありますが、数学で言う対偶を書いたら「与えられへんかったんは求めんかったからや」という事になる。

真摯に求めて何かを感じられればえぇなぁと、思いつつ修羅場に突入しますわ。

そういう事で、更新が抜けても心配はご無用ということで・・・。

■今日はちょっと軽い・・・2004-10-15 (Fri)
・・・問題提起でもしましょか?

ワタシが書いているんとちゃう情報をお持ちの方は、どうぞ、「腐海」へご意見を書いて下さいな。

それは「たこせん」の起源について。

あのセンベイにソースを塗って云々という奴と違うて、丸いエビせんべいの間にたこ焼きを挟んだ奴ですわ。

アメ村とか、梅田のLOFTの近所で歩きながら食べてる姿、よう見ますな。

そやけど、そういうトコのどこでもえぇですけど「元祖ですか?」と聞いて見て欲しいんですわ。

大阪の情報誌に普通に「たこせんも販売している」と書いてあるけど、そういうモンやったら、どっかが「ウチが元祖」と言い出しますわな。

けどどこも言い出しませんやん。

「たこせん 元祖」とか「たこせん 起源」とかでググって見ても情報は出てません。

たこ焼きに関しては「会津屋が元祖」とか「ちょぼ焼き」の穴が大きくなったモンというのが「定説」になってますが、「たこせん」には見当たりません。

何時の間にか日記サイトやらプログやらで、「大阪に行ってたこせんを食べた」というのが沢山書かれてます。

まぁ、前振りはこれぐらいで・・・。


多分、大阪市西淀川区野里商店街とその側の通称「丸池公園」の間にあった店が元祖やと思います。

店を経営してたこ焼きを焼いていたのはKさんという方でした。

少なくとも万博以前から作っていたと思います。

ワタシの記憶してる限り一番古い昭和48年でたこ焼きが3個10円。

ただ、年上の親戚はもっと前からあったと言ってます。

たこせんは一番小さいのが、エビせんべいを半分に割って、ソースを塗り、その間にたこ焼きを3つ入れたのが30円。

もっと高いのはエビせんべいが2枚になってたこ焼きの数も増えてましたな。

公園で遊んでる子供が買いに来て、そのまま食べながら遊びに戻れるようにしたんが、そういうモンを作り始めた理由やと思います。

公園のゴミ箱がたこ焼きの経木だらけにならないようにという配慮もあったんではないでしょうか。


なんで、こんなに詳しく知ってるかというと、そのKさん、ウチのお隣さんやったんですな。

その頃からワタシが中学生ぐらいまでは、近所や大阪のキタ周辺では「たこせん」は見ませんでした。

多分近所の店は「真似をしてる」と言われるのがイヤやったんやろうと思います。

大阪のキタには、まだ「たこせん」の存在が知られていなかったか、もしくはコドモのオヤツとしてしか認識されてなかったんでしょうか。

ワタシの想像ですが、この店で「たこせん」を知った人が、たこ焼き屋を始めてメニューに載せたか、そういう人が一定以上の年齢になってたこ焼きをせんべいの間に挟んで歩きながら食べられるようにリクエストしたかどっちかやと思うています。

悲しい事に、もう「ワタシにとって元祖の店」はバブル時代に地上げか立ち退きか、どちらかの理由で無くなってしまいました。

まだ店主のKさんはご存命なので、昔の家の近所に行った時に、作り始めた由来を聞けたら聞いておこうと思います。

という事で、大阪万博以前に「たこせん」を食べた経験のある方がいらっしゃったら、情報を求めます。

まぁ、そろそろアタマにホルモンが回ってきて、買い物に三宮の高架下や、いやセンタービルや、いっそ、ミナミに出て心斎橋をブラブラと・・・やっぱりキタが根城やでぇ・・・。

そんな年齢になって、上に挙げた繁華街をうろつくようになっても「たこせん」は見かけませんでした。

もうそれは1980年代やけどねぇ。

ワタシの記憶がワタシの行動範囲限定なんか、それともやっぱりまだ「たこせん」は普通のコトバになっていなかったんか興味があります。

何か情報はありませんか?

■何が困るといっても・・・2004-10-16 (Sat)
・・・スリッパの片方が無いのは切ないです。

特に同じのんが何組もあると、「その時は別のんと組み合わせたらえぇのに」何か大事なモンが壊れるような気がして片足スリッパで家の中を動き回ってるワタシ。

一組で片一方のカカトをダブルクリックすると、もう一方が「ここやでー」と答えてくれるスリッパあれへんやろうか?

「・・・・。」

あ、はいはい、そんな高いスリッパ、使い捨てでけへん、やろ?

こくこく。

それと脱ぐなら脱ぐで、両足脱げば問題ない、もあるんやろ?

こくこくこく。

それ以前に、何で同じやのにその一組にこだわるの?も思ってたやろ?

こくこくこくこく。

そういう細心の心遣いがあって、管理人さんや管理人さんや管理人さんや管理人さんや管理人さんが来た時に、傷んでないスリッパを出せるの。

「・・・・・。」

ついでに言うておくと、11行ぐらい前にもう片一方見つかったで、パソコンの下にあったわ。

パソコンの下にキャスターつけて、ゴロゴロ移動できるようにするんも考えモンかもしれんね。

「・・・・・・・。」

え?そやけど、新しいPCもやっぱり下にキャスター付けるんやろ?、って??

こくこく。

そんなん決まってるがな、フルタワーPCゴロゴロは漢のロマンやで。


まぁ、それはえぇとして・・・。

もう一つ粉モンで、疑問が出たんよ。

お好み焼きというと関西(大阪風)と広島風の2つやと思うてる人が多いんやけど。

ブタ玉を焼く時に豚肉はお好み焼きの表面に引っ付いてるか、それとも中に混ぜてしまうか。

たまたま(ジョークに非ず)中に入ってるんを食べて「これ何やねん」と思うてたら、うわぁ、私の田舎と同じ焼き方や、と知り合いが言うたんやね。

その人は九州出身なんやけど。

ワタシは家でも、近所のお好み焼き屋でも、近所のお持ち帰りでも、豚肉は軽く焼いて油を出して、その油を鉄板にひいた油に混ぜて、キャベツやら野菜系のモンを混ぜて溶いた粉をその上に丸く広げて、その上に豚肉を置いて焼くのんしか知らへんかったから、驚いたんやけどね。

ちなみにイカは混ぜます。

その方がイカがふんわり蒸し焼きになるから。

エビは・・・大きいのんやったら混ぜて中でふんわり、小さいんはサクラエビの変わりに焦がす・・・んかなぁ。

ともかくブタ玉の肉は中か外か、それは大きな問題・・・ではないわなぁ。

NIKKEI NETの「食べ物、新日本奇行」でも、粉モンに対する関西と関東の温度差はどうしようもない・・・そう読者の意見の統計まとめるん、投げてたもんなぁ。

あ、上の「食べ物、新日本奇行」、今一気読みオススメですわ。

そろそろ本一冊分になってきたから、本になったら、ネットからその分消えますから。

本を買うかどうかは判らんけど、一度読んでみよか・・・という人はググって下さいな。

■管理人さんとこも・・・2004-10-17 (Sun)
・・・ついに光になった。

えぇ、そら、速いらしいですわ。

集合住宅よりも速いらしいですわ。

「別に普通に速かったらそれで」と言いながら、いきなりこうなるのが管理人さんの複雑怪奇な性格をものが

「・・・・!!!!」

え?そんなこと書くな、って?

こくこく。

でもなぁ、別に何十Mも出なくても、って言ってる人が一夜にしてちゃうこと実行するんはなぁ・・・。

「・・・・・。」


ついでにIP電話入れるってIP電話入れても

「・・・・。」

そう、その「・・・・。」や。

「??」

電話の両側で「・・・・。」「・・・・・。」「・・・・・。「・・・。」って言うてもなぁ。

「・・・・!!」

え?それは話の誇張が過ぎる、って?

こくこく。

誇張はしとるけど、基本は一緒とちゃうか。

音のテータの怖いとこやけど「・・・・・。」でも容量はあるし、パケットは食うからなぁ。

意外に技術者にも気づけへんヒトがおって、ちょっと音が入って、また「・・・・。」でちょっと音が入るファイル、平気で使うヒトがおるけどな。

なんか違うんとちゃうやろか。


「・・・・・?」

え?結局何が言いたいのか。って?

いや、管理人さんの素顔拝見のコーナー。

「・・・!!」

え?どこが素顔やねん、って??

こくこく。

DOS/Vマシンの出始めの頃、ワタシが日本橋に行って買うつもりやったペンテの200Mが品切れで、ペンテの166Mを使って嘆いてたら、「どっちにしても速いから気にする事無い」と言いながら、自分が買うときはしっかりメーカー品の200M搭載機を買うたんは誰やったっけ?

「。」

ワタシがショップブランドのマシン買うたとき、「そんなん信用でけへんで」と言いながら2台目からは、しっかりメーカー品以外を買うてるヒトは誰やったかいな?

ぱたぱたぱたぱたぱたぱた・・・。

ふぅ・・・今日も勝った、連日連勝やな。


で、書きたいのはそんなことや無かった。

『ウンチクのTPO』ちゅう事ですねん。

ワタシ、他人が食べる可能性のある肉だけは、贅沢します。

そやけど、なんぼウンチク言うても肉屋さんには勝てんからね。

店構えは気取らず、店主や定員さんは威勢良く、肉の表示はブランドに懲りまくらんと簡潔な・・・そんなお店を一軒見つけて、常連になって「焼肉、一番おいしいトコ」とか「すき焼き、一番おいしいトコ」とか「シャブシャブ、あっさり行きたいから、あんまり霜の降ってないトコで一番おいしいのん」と言えば、妥当なもんが妥当な値段で出てきます。

何軒か試したら「当たり」の店が見つかるやろうから、それでもう浮気をせんといたら、こっちのフトコロ具合に合わせた、えぇモン出してくれますわ。

お任せにしておいたら、目が飛び出るような値段のモンを売りつけるんは、外れの店というか、長い間付き合う気が無い店なんでっしゃろな。


このウンチクについて、ちょっと「これはなぁ」という話を聞いたんやね。

ある種の仕事の人はJTBに特別枠があって、ほぼ半分の費用でパック旅行に行くことが出来るらしいですわ。

それは、その仕事が「集団旅行」に関する利権を押さえてるからなんやけどね。

たまたま知り合いが、パック旅行の空きに混ざって、ヨーロッパ行って来たんですわ。

知り合い、言うても2周りも3周りも年上のヒトと知り合いになるのんがなぜか多いんですが、もう定年退職して、夫婦で年に1回外国旅行に行くのが楽しみというヒトです。

まぁ、その楽しみが、そのパック旅行の主たる参加者の振る舞いで散々になってしもうたらしいです。

そのヒトが憤慨して言うには、「同行の集団」はどこに行くにもジャージを着てる、と。

何と恐ろしいと言うか神をも怖れぬというか、ミラノのスカラ座にまでその格好で行ってオペラを鑑賞したというんやから、これは驚きですわ。

ヨーロッパの劇場でクラシックを鑑賞した事の無いワタシが断言は出来ませんが、フツー追い出されると思うんやけどね。

沢山の観光客を連れてくる、日本で多分最大の旅行会社の上得意やから無理が通ったんやろうかね。

そこで見ているオペラの演目について、上演中にウンチクを言いまくる。

これは、どーやろーなー。


「自分達は破格の安値で旅行に来ている」という事を「パックの空き」に正規の値段で参加しているヒトに何度も言う人格と、スカラ座にオペラを見に行ったり、有名なレストランに行く人格とは相反するような気がするんですが。

ただ、一度行ったからには、と名所旧跡の類を急いでどんどん回るらしいです。

その旅行が趣味のヒト曰く、そのパック旅行が稀に見る特殊なモンではなく、今までに行った旅行先でも「ジャージ集団」を何度も見たことがあると言うてました。

なんで、どこも報道せぇへんのやろう。


その旅行好きさんには、「いっそミシュランのガイドでまぁまぁ評価の田舎の旅籠(レストランに宿泊施設がついたもの)か、ホテルでパンションで泊まれるところでゆっくりしたらえぇんとちゃいますか?」と言うておきました。

もう名所旧跡は大抵見たヒトなんで、それでえぇかいな・・・と。

ここで「パンション」を説明せなアカンのが、「ウンチクのTPO」を書いてるのに苦しいところなんですわ。

ワタシも辻静雄さんの本で読んだだけですから。

連泊を前提としたホテルの割引料金の「制度」で元々定年退職者のバカンスを支援するためのモンなんですわ。

ググって見たけど、ペンションとの混同が激しくて、しかも「連泊」だけを取り上げてウィークリーマンションの宣伝文句にも出てくるし、なぜか音の響きだけで「高級マンション」の売り文句にもなってる。

最初の3ページぐらいまでに「正解」が無かったので諦めました。

夕食と朝食が付いてきて、普通の泊り客とは「テーブルクロスやナプキンの装飾」で「区別」されたテーブルが指定されてます。

食事は基本的には定食なんですが、お客の好みに応じて2〜3種類から選べるみたいです。

ただ、料理を作るのは一般客と同じコックさんですし、「自由度の区別」はあっても「料理の質の差別」はありません。

つまり、「何を食べるか判らない」お客さんの為に用意している「無駄になる食材」を省いて、「その時期に一番旬で安いモン」を食べてもらえば、それだけ経費が節減されるんでしょうな。

これで正規の料金の6割ぐらいで泊まれるらしいんで、「サービス業」が「お客さんの気まぐれな注文」に応えるために、どれだけ無駄を内部に抱えてるかが判ります。

ホテルから見れば、コストの低いお客様で、しかも定年退職しているヒトなんでバカンスの忙しい時期を外して、その前後に来てくださる事が多いので、稼働率も良くなる。

しかも予約の時にパンション制度を利用する場合は、「パンション制度で泊まる」という事と「滞在日数」まで言われるので、「安定したお客さん」になる。

お客からすれば、一流(超一流とまではいかない様ですが)のホテルに泊まって、腕の良いコックの食べ物を食べて、しかも安上がりなんで、非常に得・・・と。

「制度」ですから「ペンション」とは違います。

「制度」については「お客が不当な差別を受けないように」国によって細かい規定がされてたと思いますが、残念な事に読んだ本が行方不明なんですわ。

当然「当たり外れ」はある訳ですが、今のEU中にある制度で、ワタシが初めてこの「パンション」という泊まり方を読んだ本には「当たり」の例としてスペインの岩山をくりぬいた修道院跡に作られたホテルが写真で紹介されてました。

何しろ物価が安いスペインでさらに割引があるんで格安。

絶景を見ながら何日もゆっくり過ごすにはえぇ場所ですわ。

年金生活をしているヒトの中には「パンションで泊まれるホテル巡り」をじっくりと楽しみながら、同じくパンションで泊まってるヒトと談笑しながら「当たり」の情報交換を楽しむヒトも多いらしいです。

何かの特権で「格安でツアーに参加」して我が物顔で振舞うより、こっちの方になりたいもんですな。


■この忙しい時に・・・2004-10-19 (Tue)
・・・メールチェックする度に「風俗系SPAM」が来るのはハラが立つ。

こっちは仕事でメールチェックしとるんやけど。

ついに「オバサマを満足させる男性求む」まで来る始末。

ワタシ、傷モンやから、遠慮させてもらいますわ。

ホンマに好きやった人の思い出だけ抱いて、消えていきたいし。


それにしても・・・雨やねぇ・・・。

鬱陶しいなぁ・・・。

台風やからしゃあないねぇ。

と・こ・ろ・が・・・。

国民健康保険の切り替え時やねんねぇ。

うちに保険証を配達した人に、「ひょっとして明日もですか?スクーター横風で倒れるがな」って言ったら。

「そうなんですよけどねぇ・・・でも仕事ですし、早めに配達しないと」と言うてはりました。

まぁ、気ぃつけて頑張って下さいな。


もう今日明日は家に篭ろかな。

篭って仕事やな。

そのための「運」なんやと思おう。

それがえぇやろ。

雷の無い事を祈ろうか。

それが一番やねぇ。

■まぁ、こういう商売してると・・・2004-10-20 (Wed)
・・・楽器まみれになるんですけど。

やっぱり好みは偏ってきますわ。

ワタシと言えばエンソニックとKAWAIっていうイメージ、あるかもしれませんけど、最近になってその2つの会社の共通点に気付きましだ。

両方とも、「FFTってやり方」でサンプリングした「音の素材」を分析して人間が演奏したものをサンプリングする故の「揺らぎ」を取り除いてるんですわ。

そうする事でデータの「例外部分」を取り除いて容量を節約する設計。

「揺らぎ」はキーボードで演奏する人が自分で作りなさい、そういう「割り切り」がハッキリしてる。

他のほとんどのメーカーは「揺らぎ」ごとサンプリングする事で、データの量が増えてるんですな。

その「揺らぎ」を演奏でつける事に慣れてしまってるから、「素材」に「揺らぎ」があると邪魔なんですわ。


最近話すことですけどね、世の中に「MIDI音源」って万の単位で出てるんやろうけど、鍵盤を繋いで色んなタッチで弾いてみて、こういうタッチにはこういう反応が返ってくる・・・って一通り実験する人ってどれぐらいおるんやろうね。

買われてから、一度も鍵盤に繋がれないで、打ち込んだデータを流し込まれるだけの「音源」ってどれぐらいあるんやろうか。

それを考えると、少し暗澹たる思いがします。

そんなんワタシが気にする事とちゃうんやろうけどね。

「楽器」を指の延長にしようと訓練を積んで来た人間としては、やっぱり「データ再生装置」と「楽器」は分けたいと思うんやわ。

自分の指先で自分が思うようにコントロールできる楽器が「性に合うた」楽器なんやろうね。

同じ音源でも、指先のタッチで音が変わるから・・・音を重ねるんやろうね。

音色を微調整するんに「持ち替え」をするヴァイオリニストが居ないのと同様、それは白黒マダラの鍵盤弾きにとっては重要な事なんですな。

まぁ、そんな風に思ってます。

偏ってるかもしれんけどねぇ・・・。


■今、何時なんやか・・・2004-10-22 (Fri)
・・・何時起きても「こんばんわ」ですわ。

外部の刺激を遮断してる間に出たニュースに目を通してみると。

国連の安保理事会の新常任理事国には「拒否権」無しかいな。

既存の常任理事国の拒否権を無くすか、新しい常任理事国に拒否権を認めるか、どっちかが公平やろうな。

ワタシは前者のほうがえぇと思うんやけどね。

どう考えても「拒否権」は冷戦時代、もしくはスターリン時代の遺物で・・・独裁が人道的な面から否定されている現状には合わないと思うね。

その時代って敗戦国を2つの体制に引き裂いたり、そういう事が平気で行われていた時代ですやろ。

そういう体制を維持するために「拒否権」はある訳やから。


最近興味深いニュースサイトを見つけたんですわ。

「中国経済新論」ちゅうサイトなんやけど、「壁の向こう」を垣間見る事の出来るサイトです。

ここに論文というか論評が載ってるんやけど、いくつか読むと「どんなに内容が真実に迫っても『党』について言及したらアカン」という原則があるみたいやね。

隣国の様子というか空気を知りたい人には、ご一読を勧めます。

やっぱり、国民が自国の事について自由に書けない国の「拒否権」というのは、何か違うと思うんやわなぁ。


中国の事だけ挙げて何やかんや書くのもアレなんで、もう一つ書くけど。

フランスという国は、多数が右なら自分は左というところがあるようやけど。

それ故に「逆張りの名人」と一部で言われてる。

万馬券取るタイプやね。

国民性としてはそれでえぇんやけど、そういう考え、国際連合に持ち込まれて、しかも「拒否権」持ってるとなると、ちょっと「あやや」やなぁ。

国連も曲がり角に来てると思う今日この頃。

であであ、オヤスミなさい。


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-2004年10月- 『飲んでません・が酔ってます・から書いた』